生垣の美しい花とは関係ありませんが

(上から続く)
 菅首相が、今回の中国に対する柳腰外交は5年後に評価されると言っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101108-00000149-jij-pol
5年という年限を区切るところが嫌らしい。5年経ってしまえば、自分の残任期間は終了しているし、自身の年齢も70歳である。そうなれば国民に何を言われようと蛙の面にションベンで、怖いものなどあるものではない。あと2年9ヶ月位人臣を極めた頂点に座っていたいだけなのである。

 週刊ポストに掲載された呉智英さんの評論は面白かった。
《こんな外国能力の欠如ぶりでは日本の将来に重大な禍根を残すことになる。》と言われる。慧眼の呉さんの見立てである。間違いはない。
 菅内閣は5年後に評価されるどころか、千年後の日本人にも祖国の誇りに泥をぬった内閣として永く記憶されるに違いない。