本日発売の「週刊ポスト」。評論家の呉智英さんのエッセイがおもしろい。題は「宗教とコロナ禍」である。福沢諭吉と柳田国男の少年期の宗教に関わる体験を並べている。稲荷の社にいたずらをしてみたが祟られなかった諭吉。同様のいたずらをして、青空に数十の昼の星を見た国男。
その上で、「宗教がコロナ禍に負けているのではないか?」との疑問を呈している。
確かに、地元の神社の神事もことごとく簡略化され、中止になってしまった。まさに呉さんの言われるとおり。
《そもそも神(アラー)は何をやっとるんだ。》
《神(ヤーウエ)、負けてるぞ。》
《祇園祭って疫病退散の祭りだったはずだ。闘う前から負けているのではないか。》
神(ゴッド)よ、(八百万の)神よ、人類にお力をお貸しくだされ。
昨日、長かったので今日は短めに(笑)。