久々の青空が

 昨日、大きな仕事が一つ片付いた。そんなこともあって夕方から飲みにでかけた。肩の荷が下りたということもあって久々の恵比寿ビールは美味かったなぁ。おそらくいい酒を飲んだのだろう。今朝の目覚めはとてもよかった。
 午前5時、新聞をとりに庭に出ると、昨夜来の雨に洗われた木々が瑞々しい。その木立の向こうに、宮崎駿の『耳をすませば』に出てくるような青空が見える。なんだか今日はいい日になりそうですぞ。
 新聞を手にリビングに戻る。相変わらず書庫のパソコンは復旧ができず、仕方がないのでリビングのパソコンの前に座っている。本に囲まれていないので、居心地がもう一つなのだが、それでも東に開いた窓から、雲を分けて昇ってくるお日様には久々にお会いしましたねぇ。
 う〜む、北の薄暗い書庫よりも、リビングのほうが朝は快適かもしれない。それにまだこの部屋には書棚が置けそうな壁面がたっぷりとある。こっちへ進出してくるのもアリだな、ムフフフフ。

 午後8時30分帰宅。
 早朝の青空に、今日はいい一日になると思ったんですが、いやー、世の中そんな甘くはないですね。終日、職場にしばられ詰まらない一日でした。窓から見上げる青空は雲が少し多めでしたが、爽やかな風が立っているようで、こういう日にはやっぱり仕事場でくすぶっていてはいけません。外に出て、初夏の翠嵐を満喫すべきでした。
 何もいいことがなかった日は、もちろん書店へよって本を数冊求めることにしています。その本との出会いが、せめて今日の「良かったこと」になりますように。
 そうそう、書店で図書券を2枚買いました。明日、7年前に死んだ友人のお参りに行くので、悪友の娘さんへのささやかなお土産です。

 明日はいい日になればいいなぁ。