西尾張をうろうろ

 今日、津島市に行っておりました。先日、知人から津島市の某所で行われる落語会のお誘いがあったんですわ。ちょうど天王川公園の「藤まつり」も見頃だろうから、天気もよかったので車で出掛けました。
 三河から津島のある西尾張まで伊勢湾岸道路を使えば1時間かからない。だが、ワシャの車は意地でもETCを登載しないので、1300円も通行料金を取られてしまった。東京から大阪まで高速道路を使っても1000円だというのに……。

 案の定、10時ごろには、津島市街の車道は車で大込み、歩道は藤見にゆく観光客でごった返している。天王川公園周辺の駐車場も早々に満車状態となってしまった。「藤まつり」の誘導員の指示にしたがってたら、ムチャムチャ遠い駐車場に案内されてしまうので、Uターンして天王川公園に東にある有料駐車場に突っ込みましたがな。
 そこから落語会をやっているお寺に顔を出す。女芸人が南京玉簾をやっていた。面白くなかったので、藤見に向かう。
 かつて尾張津島は「藤波の里」と呼ばれるほどの藤の名所だった。その名残の藤棚が天王川公園の南に広がっている。
 津島市観光協会によれば、
http://www.tsushima-kankou.com/huji.html
東洋一だそうな。確かにすごい藤棚で行けども行けども藤のほのかな香りが頭上から漂ってくる。藤がこんなに香るとは、今日の今日まで知らなかった。無知な自分がふじかしい。
 小腹がすいてきたので、藤まつり会場の地元の出店ブースで売っていた「もろこずし」(川魚のモロコを煮てそれを具にして押し寿司にしたもの)を買って頬張る。う〜む、素朴な味が懐かしいのう。

 その後、会場を後にして第6回6時間耐久津島マラソン落語会を覗く。大喜利をやっていたので縁側から聴く。あんまり面白くなかったので、讃岐うどんを食べに、津島の東隣の美和町にある「名古屋面通団」に立ち寄る。
 ここはいつ来てもお客が一杯だ。ワシャも410円の讃岐うどんを食べるために並ぶ。
 今日は、コラムニストの勝谷誠彦さんが一押しの「ねばたまうどん」を頼もうっと。勝屋さん、この「ねばたま」をこう評する。
《「かまたま」がセクシーなほどうまいならば、そこに納豆を加えて混ぜたこの「ねばたま」はもう、セクシーを超えて、エッチな食感だ(笑い)》
 この「ねばたま」にネギをどっちゃりとのせて、ゴマをこれでもかとかけて、ずるずるっといただきました。美味い!勝谷さんの言うとおり、確かにエッチな食感だ。