いきもの地球会議

 今朝の中日新聞県内版に《安城 温暖化など議題に討論》という見出しの記事がある。昨日、三河安城市で、日中、デンマーク大使を招いての自転車イベントと、夕刻から、「いきもの地球会議in安城」と銘打って、デ大使、滝川クリステル安城市長らのパネルディスカッションが行われた。何でも見てみたいワルシャワとしては、もちろんどっちにも参加しましたがな。
 日中の自転車イベントは「デンマーク大使とREサイクリング」というもので、安城市を縦断する総延長25キロのサイクリングロードの一部を使って行われた。実は、このイベントには前段にエピソードがある。
 昨年、デンマークの首都コペンハーゲンで「気候変動枠組条約第15回締約国会議」いわゆる「COP15」が開催された。そのPRイベントとしてデ大使が全国を自転車で走ったのである。
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=20019&oversea=0
札幌、福島、東京、京都、広島、宮崎など、全国の9都市を、自転車行脚した。その中に18万足らずの安城市という小都市がなぜか入っていた。実は、名古屋市と争ったらしいが、かつて安城市が「日本デンマーク」と呼ばれていたことと、デンマークのコリング市と姉妹都市提携を結んでいたことが決めてとなって安城市になったということらしい。
 そのイベントで、デ大使は安城市自転車道を子どもたちと走った。安城三河の片田舎なので、まだまだ子どもたちは純朴だ。たくさんの子どもたちが大使にまとわりつくようにして歓迎した。大使は、それがよほど嬉しかったらしく、「桜の花が咲く頃にもう一度安城を走ろう」と約束した。それが実現したというわけだ。
 今回、大使は夫人を連れてやってきた。夫人も一緒に子どもたちと桜咲く自転車道を快走した。

 そして夜の「いきもの地球会議in安城」である。
 こちらは安城市の文化センターにある中ホールで開催された。定員500人のところに立ち見が出るほど大盛況だった。「環境」などというテーマでは、これだけの人数は動員できない。昨年、同じ施設で愛知県主催の「環境絵本祭」という間抜けなイベントがあったが、そのときの動員数が80人だったことを思えば、滝川クリステルの力は侮れない。
このフォーラムが良かった。フォーラムの内容、滝クリの様子などについては、今日か明日、お知らせしますね。お間抜けな話もあって面白いですぞ。