日中の有識者で両国の歴史の共同研究をやっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100131-00000040-jij-pol
まだ、そんなくだらないことをやっていたのか。全体主義国家が自国に不利な歴史認識をするはずがないじゃないか。こんな中国ばかりに都合のいいプロパガンダのような内容を、よくも報告書に恥ずかしげもなく盛り込めたものだ。日本側の委員の見識を疑う。
だいたい中国共産党が台頭してくる戦後史がまったくの非公開とされた。現中国政権の悪行についてはすべて隠蔽されてしまったわけで、どこが歴史研究だ。茶番に3年も費やして、中国政府の言うなりになっていてどうする。
チベット大虐殺、文化大革命、天安門事件などを盛り込まずに、現在の中国は語れないだろうに……。
この日中共同研究を報じるNHKの海外放送が、南京の話の後、天安門事件の映像になったところで数十秒にわたって画面が消えたそうだ。完全な情報統制が行われている。まぁ全体主義の国ではままあることなので驚きもしないが、そんなことを未だにしている国と「一緒に過去の歴史をまとめましょう」なんて、できるわけがない。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100130-OYT1T00196.htm
アメリカが台湾にPAC3などの武器を売却することに対して、中国が猛烈な抗議をしている。中国自身の軍事費の突出がどれほど周辺諸国に脅威を与えているのかは棚にあげて、己の被害ばかりを声高に叫ぶ。まるきっりどこぞの半島の全体主義国家と同じじゃないか。
台湾はここで踏ん張らないと、いずれチベットやウイグルの二の舞になってしまう。中華の周辺諸国は、日本も含め一致団結して横暴な国家に対抗しなければいけない。
チベット文化研究所所長のペマ・ギャルポ氏は言う。
「中国軍は中国支配に抵抗する多くのチベット人を殺戮してきました。中国側はその数を87,000人としています。しかし、チベット政府の統計によれば、その数は1,200,000人を超えているはずです」
全体主義国家は被害者を装うために自分たちの犠牲は多く、自分たちがもたらした被害は少なく喧伝する特性があるらしい。
誰だったか「たかじんのそこまで言って委員会」で、こんな発言をしていた。
「現在の中国の体制は秦帝国とあまり違わない」
中国は先祖帰りしてしまった。
遅れてきた帝国全体主義国家は、スペインが15世紀に中南米でやってきたことを21世紀になってやろうとしている。日本は彼の国に対して、第1級の警戒態勢を敷かねばならなくなるだろう。