男を見る眼

 つるりとした顔だけが取り柄の押尾学ぶという男が、死人に口無しとばかりに言いたい放題のようですな。
 芸能界などというところは、所詮、ヤクザな世界である。自分自身を律する強い意志がなければ、身を持ち崩していく誘惑には事欠かない。そんな虚飾の世界は二流の、それも意志薄弱な輩にとっては、格好の底なし沼だったろう。
 偏見かもしれないが、女にだらしなく刺青までいれている男の言説は信用できない。
「固形物を飲んだが、死んだ知人女性にすすめられて錠剤を飲んだ」
 ウソつけ!
いかにも、その錠剤
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090804-00000574-san-soci
がなんだったか知らないようなことを言っているが、六本木で夜な夜な遊び歩いているプレーボーイがその存在を知らぬわけがあるまい。
 テレビのインタビュー映像を見ても、雑誌に掲載されている写真を見ても、この男は一見いい男に見えるが、目に険がある。明らかに人柄に引っ掛かりのある人物であることは、人生経験を重ねればすぐに判るのだが、矢田亜希子も人を見る眼がなかった。

 酒井法子も、ダメ男に引っ掛かったために人生を転落する羽目に陥った。
 自称プロサーファーののりピー旦那も、一見いい顔立ちをしているように見える。しかし、ワシャのように長い歳月を生きてきた人間から見ると、どうにもダメダメの人相だということが一目瞭然じゃ。
 まず目だ。40男にしてこの卑屈な目はどうしたことだろう。高相容疑者の写真を見てくだされ。
http://nohmask.kikujido.com/kishin/kawazu1.html
 あちこち探したのだが、高相容疑者の写真が見つからなかったので、下唇の直下に髭を生やしているところがそっくりなので、能面の「蛙」の写真にしました。自称プロサーファーだから、濡れた髪とか、卑屈そうな目も良く似ているでしょ。
 この男、妻ののりピーを守るどころか、尋問に際してペラペラと歌いやがった(注:歌うとは、「警察の取り調べに対して白状する」ことを言います)。
 のりピーも一緒に覚醒剤をやっていたとしたらそれは罰せられるべきだ。しかし、せめて旦那ぐらいはもう少し嫁を庇ってもよさそうなものだが、蛙面の卑怯な男は、取り調べに際し「酒井法子もやってまっせ」と簡単に妻を売っている。
 こんな男に惚れちゃだめだって。