http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090216-00000058-yom-pol
ワシャは呑み助なのでよく判るが、中川財務大臣のあの醜態は、間違いなく鯨飲によるものと言いきれる。目の座りかた、呂律の回らなさ、すっ呆けた応答、水を欲しがる様子など、その全てが酔っ払いのあさましい姿だった。風邪薬のわけがない。
日本国の大臣が、それも東京大学卒のエリート閣僚が、ドヤ街でワンカップを片手に徘徊するアル中オヤジと同じだったということを満天下の人に暴露してしまった。それもだ、ただの閣僚じゃない。財務大臣である。財務大臣といえば、この未曾有の金融危機に際して最も重責を担うべき役職ではないのか。その人がへべれけで記者会見に臨んでどうする。
この人がアル中だということは昔から有名だった。中川姓の国会議員は6人いるが、例えば中川秀直氏などが有名だが、他の人と区別するために「中川(秀)衆議院議員」と記載する。ところが中川昭一氏は、「中川(酒)衆議院議員」と表記されると判りやすい。コラムニストの勝谷誠彦さんは、全てこの表記に従っている。
ただね、同情すべき点もないではない。この人、見るからに気が小さそうだ。だいたい酒にはしる人間は弱い人間が多い。彼もそうなのである。昼食でワインを舐めたと言っていたが、それが呼び水になった。だいたい酒飲みが「舐めた」というときは、一升程度飲んだことを言うのだ(笑)。アル中だから、飲み始めるととことん飲まなければ納まらない。きっと中川(酒)さん、後先を考えずぐいぐいと杯を重ねたんでしょうな。
問題は同行していた側近にあるチュー。中川(酒)大臣の様子を見れば、この姿をテレビカメラの前に晒していいものかどうか、簡単に判断がついたはずだ。しかし、同行した官僚は、泥酔する大臣の背中を押したのであるチュー。ここにワシャは官僚サイドの強い悪意を感じるのであるチュー。(←しつこい!)
直ちに中川財務相は辞任すべきだ。見苦しい言い訳などせずに腹を切ればいい。それが呑み助の矜持だぞ。