郷に入っては……

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080910-00000019-nks-fight
 さすが、武蔵川理事長、表層の大麻騒動など大した話ではないということをきちんと理解している。真の病巣がどこにあるかを見極め、そこにメスを入れた。う〜む、ブラックジャック武蔵川と呼ばせてもらおう。
角界綱紀粛正の象徴として横綱朝青龍(27=高砂)の再教育を宣言した。》
 そのとおりだ。ダクワドルジの甘やかしが、力士全体の弛緩につながっているのは明白だ。若ノ鵬にしても、好き勝手し放題の朝青龍を観ていれば「マリファナくらいは大丈夫」と思ってしまったのだろう。
 ウソをついてモンゴルに帰国する。毎場所、モンゴルに帰国する。国内巡業をサボる。親方に横柄な態度をとる。傍若無人なバカに対してBJ武蔵川は「ちゃんとやってもらわないと、やめさせるしかない」と明言した。
 この切れ味である。理事長にはこの厳しさが欲しかった。新理事長の発言を受けて朝青龍の言動がどう変化していくのか楽しみになってきたわい。
 BJ武蔵川、もう一つ方針を打ち出している。「外国出身力士に日本語を覚えさせる」ということだ。このことを徹底することにより、とかく孤立しがちな外国人力士が周囲とのコミュニケーションを取りやすくする。日本という異文化に一日も早く馴染んでもらって、相撲という伝統を守る重要性を理解させようということらしい。今までのぬるま湯のような相撲教会からみると画期的なことだ。

 西三河は日本語を話さない外国人であふれかえっている。週の初めの市役所や町役場に行ってごらんなさいよ。そこいらじゅうの窓口で中国語やポルトガル語が飛び交っているから……いったい、ここはどこの国なのだろうか。
 昨日の夕方、駅前の書店に寄ったときのこと。店の前の歩道で青い作業服の若者2人が煙草を吸っている。声高に中国語を話しているから中国人に間違いない。彼らは書店の前を通り過ぎる女子高校生を目で追いながら、中国語で冗談でも飛ばしたのだろう。大声で笑っている。しばらくすると歩道に煙草の吸殻を落として去っていった。ただそれだけのことなのだが、何故か不愉快だった。
「日本で働くなら日本語を覚えてから来いよ」by武蔵川理事長。