地元の七夕祭りが始まった。主催者は仙台、平塚と並べて「日本三大七夕」と言っているようだが、仙台、平塚は相手にしていないらしい(笑)。
元々、ワシャはこの祭りがもっとも盛んな町内で生まれたので、子どもの頃からどっぷりと七夕祭りに浸かってきた。往時は、どの家も笹飾りを軒に出して、そりゃあ綺麗でしたぞ。風が吹くと無数の笹飾りが一斉にサラサラと流れていく……静かだが風情のある祭だった。
それが近年になり商店街の衰退と中心市街地のドーナツ現象で、笹飾りは激減し、無残な疎林を晒している。風情がなくなった分、騒音が入り込んできた。あの「総踊り」と称する暴走族の集会のような集団踊りである。ガチャガチャした祭りを見るのが嫌で、ここ数年はなるべく祭りの区域を避けていたのだが、昨日は所用でどうしてもその区域に足を踏み入れざるを得なかった。
「あっ!」と驚くタメゴ〜ロ〜オ〜
笹飾りのまばらな七夕祭りのメイン通りはガキとヤンキーと外人に占拠されていた。これでいいのだろうか。