チベットのラサで暴動が起きた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080314-00000135-mai-cn
ギョウザに農薬が混入したことすら認めることのできない歪な王朝に蹂躙されているチベット人に同情を禁じえない。
かつて司馬遼太郎はこんなことを言っている。
「国家には適正な規模というものがあります。それはフランスやドイツくらいの大きさが国民にとって最も使い勝手のいい大きさだと思います」
1950年代に中国共産党がチベットに侵攻し圧倒的な軍事力でラサを制圧した。それ以来、チベットの人々は苦汁を飲まされ続けている。どうして中国共産党はあれほどまでに巨大な国土と人口を必要としているのだろうか。チベットやウイグルなど手放したほうが国としてもずいぶん身軽だろうに……
「風の谷のナウシカ」に巨神兵という怪物が出てくる。圧倒的な破壊力を持っていながらも巨大な身体のあちこちが腐っており、やがて自壊してしまう。
広東省東莞市の工場で、食事のまずさに工員たちが暴動を起こした。警察官が100人以上駆けつけたというから治安出動でしょうな、工員たちは警官にボコスコにやられて14人が病院送りになっている。
また重慶市の炭坑では、安全対策の不備が見つかり炭坑封鎖の業務命令が出されていた。にも関わらず炭坑の経営者は命令を無視して生産を続け、爆発事故が起きて6人の作業員が死んだ。
彼の国は、いたるところで腐っている。チベットなんかさっさと手放してさ、体の中の手当てを急いだ方がいいんじゃないの。