《「墨かけ女子事件」は中国民主化運動に発展するか?――広がる「習近平の写真に墨汁」》
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/07/post-10609.php
習金平の写真に墨汁をかけた女性は精神病院に移送された。おそらく何らかの措置をされるだろう。無事に娑婆に戻ってこられるかどうか、心配だ。強姦、精神破壊、薬殺なんでもありそうだ。
中国共産党によるウイグルやチベットの「民族浄化」について、NHKをはじめとするマスコミはまったく腰が引けている。なぜ、ラサで若い僧侶たちが自らを焼いてまで抗議しているのか!リチャード・ギアがなぜ支那資本の入った映画界で干されているのか!もう少しリアルに考えようよ。
「今日もまた、愛する人々が燃えていく」
2015年に出版された、中原一博『チベットの焼身抗議』(集広舎)の帯にあるコピーだ。チベットの人々は祖国の守ろうとして、自分たちの文化を守ろうとして、軍事的に圧倒的な中共に対し、絶望的な戦いを挑んでいる。同じ仏教を信じる国同士、もう少しチベットの人々に向き合えないだろうか。
もちろん宗教は違えども迫害にあっているウイグルの人たちのことも忘れてはいけない。
ドイツの「ナチズム」ばかりが「悪」の象徴として取り沙汰されているが、スターリンソ連の「スターリニズム」、中国共産党の「変形コミュニズム」なども、どれもが全体主義で、一党独裁で、覇権主義で、帝国主義なのだ。ナチスドイツを責めるけれど、スターリンだって毛沢東だって、途方もない殺戮、虐殺を実行してきたのである。そしてそれは形態を変えつつ、今も継続している。
やつらは己らの悪行を覆い隠すために、日本の事歴をことさらに大きく悪く喧伝するが、そんなデマに誤魔化されてはいけない。
繰り返す。ナチスのやったことは許されざる戦争犯罪だった。しかし、『世界戦争犯罪事典』(文藝春秋)に拠れば、ソ連で2000万人、支那中国で6500万人が20世紀にイデオロギーによって殺されている。ナチスの迫害は終わったけれど、スターリンと毛沢東の迫害は現在進行形である。
そのことに手を貸しているのが、国技館の大相撲の表彰式で、健康にも関わらず起立をしない大人たちなのだ。自国の国歌にケチをつけている暇があったら、そのくだらないことに費やす労力をもっと別なことに使えよ。こいつらがなんで日本の国旗、国歌を嫌うのか……表面的な言い訳は知っていますよ。だけどね根底には、「スターリニズム」や「中共コミュニズム」を信奉する「リべナチ」ではないかと思っている。
ジャーナリストの西村幸祐さんがツイッターで「リベナチ」について触れていた。これは「リベラル・ナチス」の略で、欧米リベラリズムの中にもともと包含されているファシズムのことを指す。これが反日ファシズムと結びついて動き出したらしい……と。西村さんは警告していた。
これですわ。「欧米リベラリズムの中にあるファシズム」、これが反日ファシズムと融合し始めている。
名前なんかどうにでも替えられる。リッケンバッカーでもコクミンスタットでもなんにでも化けられるが(なんのこっちゃ)、その底流に流れているものを、国民が見失ってはいけない。
粛清と殺戮で権力を握った中ソとはそもそも成り立ちが違う。少なくとも日本には愚かであっても民主主義がある。その民主主義国を貶めて、6500万人を虐殺し今もそれを継続している体制にシンパシーを感じている「リべナチ」に祖国を牛耳らせるわけにはいかない。子供や孫やそのまた子供たちに自由で平和な日本を残すために。