ガソリンとギョーザ

http://www.asahi.com/national/update/0126/NGY200801260004.html
 ガソリン混入事件は地元では大騒ぎだった。消防車は走りまわる。ヘリコプターは飛ぶ。消防団も駆けまわった。消防局や地元の自治体はよく対応したと思う。
 それに比べて業者はおそまつだった。というかこうなると犯罪的だわさ。灯油の購入者から連絡が入る。「灯油の色がおかしい」ガソリンが混入されたため無色の灯油がピンクに染まっていたのだ。これで業者が大あわてをする。通報により地元消防署がスタンドに急行し、すぐに購入者を特定しようとスタンドに購入伝票の提出を求めたのだが、伝票がないと言う。おいおい。それじゃあ購入者が特定できないじゃん。
 この無印のガソリンスタンドは販売伝票というものが存在していなかった。現金商売だから伝票がなければいくらでも金を抜けるというわけだ。これって、あきらかに脱税対策だよね。はは〜ん、こういったいかがわしい経理をしているから、こういった杜撰な管理体制も生まれてくるわけだ。
 地元ではこのスタンド、安いという評判だった。しかし、同時に粗悪だという評判も立っていた。だからワシャは1度も利用したことがない。だって、ガソリンに灯油でも混じっていたら大変だもの……と、思っていたら、本当に混入されてしまった。笑うに笑えない。

 かたや食品に農薬が混入されていた。元々中国産のモノには手を出さないと決めていたので、ワシャん家は大丈夫だ。ジャージ姿の家族が餌をかっ食らうようなファミレスでも食事をしないので、そのルートから口に入ることもない。やっぱ、地産地消ですよね。生産者の顔が見える地元産の食材を口にするよう心がけていれば、余程、間違いはない。

 安かろう悪かろう、安物買いの銭失い、こうなってくると安物買いの命失いだ。安全のためには少しばかり高くてもいいものを買おうと思ったニュース2題じゃった。