今朝の新聞から

 徳山ダム訴訟で原告側が敗訴した。これにともない原告の住民グループが記者会見を行った。和服を着た女性(元全共闘の闘士)が声高に判決批判をしていたが、ちょこっと怖かった。
 ワシャはかつての徳山村に何度も足を運んだ。風光明媚ないい山村だった。だから徳山村が湖底に沈んでしまうことに憤りを感じている人間の一人でもある。でもね、この和服の女性はどこかで「イラク派兵反対」も唱えていた人で、なんでもかんでも反対をするプロ市民ではないだろうか。プロ市民を感じてしまうと一般の人間は腰が引けてしまうんだよね。

 似たような人種がこっちにもいた。
 子どもに「矜持」と名付けようとした教員がいたが、「矜」の字が人名用漢字ではなかったので認めてもらえず「精神的苦痛」を受けたとして国と市を相手取り慰謝料の請求訴訟を起こしていたが「敗訴」したんだとさ。
 別に「矜持」なんてコテコテに凝った名前でなくともさ、「恭治」でも「京治」でもいいじゃん。良し悪しはともかくとして、ルールがあるならそれに従わなければならい。自分の思いどおりにならないからといって、簡単に精神的苦痛を受けるなよ。訴訟をするほうがよっぽど苦痛だろうに。
 こういう輩は「常識」という言葉を知らなさすぎる。