喉もと過ぎれば(3)

(「喉もと過ぎれば」「喉もと過ぎれば(2)」
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20060329
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20060330
 の続きです。)

 連載9回目で、中村クン、「長久手会場瀬戸会場をつなぐコンドラの料金を赤字覚悟で800円から無料にした」と豪語しているが、おいおい、まったく切り離された会場をつなぐアクセスでっせ。有料にするという当初の発想が「大マヌケ」以外のなにものでもないでしょ。そんなことを自慢するなよ。
 おおっと、中村クン、連載10回目で大親分のトヨタ様に「ヨイショ」だ。
《185日間の限られた会期内で結果を出すには、トヨタ自動車の「カイゼン」のような活動を、絶えず行う必要があった。》
 で、中村クンは「日々改善」と叫びながら、顧客満足の高水準を維持できるように見直しを続けたのだそうだ。すごい改善だったね(笑)。
 そしてこの日はこう結んでいる。
《限られた時間内に高いマネジメント効果を発揮できたと思う。》
 できてないって。
 11回目では「日よけ・雨よけに30億円使った」と威張っている。そんなものは、ラーメンを注文したらスープだけ出てきて、文句を言ったら後から麺を入れて「いいサービスでしょ」って開き直っているラーメン屋と同じじゃないか(そんなラーメン屋はありませんけどね)。
 そしてこの日はこう結んだ。
《入場者が20万人を超えるような日には焼け石に水だ。私の姉もドイツ館で入館待ちをしていたら雷雨にあってびしょぬれになったと聞かされた。》
「ボクの身内だって地獄の行列に並び、びしょぬれになったんだぞ」って、当然のことを書かないでよ。
 そんなことを書くからまた別の疑問が出てきちゃうじゃないですか。
 もちろん身内の方は入場券を買って入ってますよね。「トトロの家」の予約券などで身内や関係者への便宜をはかってないですよね。

 反省しないでいい気になってペラペラ話すと思わぬところでボロがでますぞ。