13カ月前の「遼東の豕」である。
《高市さんしかないでしょ》
https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2024/09/10/102116
岸田の盆暗の作為で、石破ゲルゲ~ルが首相になってしまった。日本国は1年間を棒に振ったことになる。
それでも「ネバネバモゴモゴ」と話をする肥満三白眼男が退場し、スラリとした笑顔を絶やさぬ切れ者女性が登場したことは重畳重畳。
上記の日記が去年の9月10日、その20日の30日に後にこれを書いている。
《石破内閣、早晩破綻》
https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2024/09/30/082903
「早晩破綻」が1年かかったわけですわ。まぁ仏頂面ブ男の権力への執念のすさまじさを垣間見る1年でした。
30日の日記にこう書いてある。
《酷い顔ぶれだ。内閣・党役員29人中、70歳を超えた爺さんが9人もいる。(中略)世襲議員は13人、国土交通大臣は公明党の世襲だからそれも入れれば14人。》
今読んでもひどい内閣だったね(苦笑)。
では高市内閣はどうか?内閣19人中に世襲は3人いる。高市首相と総裁選を闘ったリンホウセイと小泉お坊ちゃま、そして環境大臣になった石原慎太郎の息子の宏高である。党役員のほうを見てみよう。こっちは多いねぇ。9人中5人が世襲議員だ。麻生副総裁、鈴木幹事長、古屋選対委員長、梶山国対委員長、鈴木広報本部長である。
それでも28人中8人だから、ゲルゲ~ル内閣からいえばかなり減少している。
今度はジジイを見てみよう。70越えは内閣で2人、党役員で3人で計5人、これも4人減となっている。
10月5日には《世襲の弊害》と題して、こんなことを書いている。
《160家くらいが国会議員という現代の大名家として国家に君臨しているわけですね。なにせ「だらし内閣」の閣僚と自民党役員29人中14人が世襲というから恐ろしい。重要ポストの5割が代々のお殿様ということ》
これらを振り返るだけでも高市政権がいかに風通しが良くなっているかが見て取れる。
最初に目に付いたのが愛知県勢である。なんと26人の副大臣に4人の愛知県人が選ばれている。47都道府県から考えると多い割合である。国土交通副大臣の酒井参議院議員は、最下位でなんとか当選し73歳でもあるので「ご苦労さん副大臣」といったところだろう。それにしても愛知県のこの数は、愛知県の自民党が脆弱化していることの証でもある。公明党に遁走され、次の衆院選はかなり厳しい戦いになる。だから支援する国会議員に箔を付けておこうというのが、自民党本部の思惑であろう。
その他で面白そうなのは、環境副大臣の青山繁晴氏、そしてまた登場の英利アルフィヤ氏が外務政務官である。
はてさてどんな内閣になりますことやら。それでも岸田・石破内閣よりはるかに期待できると思っている。それほど岸破内閣はサイテーだったということ。
初の女性首相の誕生に「ギャーツクピーツク」ケチをつけているフェミニストと称する女どもの反応を見ていると「高市政権というのはけっこうマトモかも」と思えてしまうのである(笑)。