高市さんしかないでしょ

 いやはや昨日の高市早苗氏の立候補表明演説はなかなかのものであった。出来としてはダントツのトップと言っていい。あらかたの総裁選立候補者の演説を聴いたけれど、看板役者と馬の足くらいの差があった。この圧倒的な違いを見て、自民党員、自民党国会議員の選択はいかに。選択を誤れば自民党はお終いだし、日本の将来の危機にもつながっていく。地縁・血縁・情実などから脱却のできない不勉強な自民党員よ、そろそろ目を覚ませ。テメエらの利益より国の行末、子供たちに健全な社会を残すために、その軽い頭をもう少し使って見ろよ。

 自民党への苦言はこの程度にしておいて、冷静に数量的に今回の総裁選を分析してみよう。自民党総裁選の報道に消極的な朝日新聞のそれぞれの候補者の取り扱い面積で比較したい。

 最初に登場したのがコバホークこと小林鷹之氏、8月20日にトップを切っての出馬表明である。一辺17.00㎝の正方形に相当する面積だった(以下も面積換算で一辺の長さを示します)。

 続いて小泉進次郎氏が翌21日に登場する。14.40㎝。石破氏が25日で12.87㎝。27日が河野太郎氏で22.96㎝、およよ、前述の3人と比較してかなり扱いがいいですな。さすが親中の朝日、親中べったりで売国リベラル議員へは紙面をたっぷり割くんだね(嘲)。

 9月4日、リンホウセイ氏は21.76㎝、やっぱり親中の扱いはいい。でも、このあたりから自民党総裁選が盛り上がってきたので、それで面積が増えていったとも考えられる。

 5日、茂木敏充氏は22.08㎝。ううむやっぱり27日以降の3人はタイミングが良かったようだ。

 7日に小泉坊ちゃんが、出馬の正式表明をする。この時は17.82㎝。8月21日と合わせると22.91㎝となる。

 そして今日である。高市早苗氏がトップ面と総合3面に載っていた。合わせて30.27㎝。そして上川陽子氏も総合4面に載っている。一辺の長さは14.22㎝であった。

 さて、自民党嫌い、保守嫌いの朝日新聞の扱い順位は、1位高市氏、2位河野氏、3位お坊ちゃん、4位茂木氏となる。

 朝日なんぞは高市早苗を取り上げたくないのだろうが、それでも昨日の演説を聴けば、注目せざるを得なかったのだろう。写真も2枚使っているしね。石破氏、河野氏、上川氏は顔写真なしだし、その他の候補者は1枚ずつだった。

 朝日新聞の分析はこの程度にしておくが、昨日ね、あるルートから高市早苗氏の「国政報告レポート」(A2版裏表)を入手した。そこに昨日、高市さんが演説した内容がまとめて載っている。ううむ、これを見ても他の候補者とは格段の差、雲泥の差、月と鼈、提灯に釣り鐘ですな。

 自民党員よ、これは高市さんしか選択肢はないだろう。間違っても世襲4代目のお坊ちゃまではなかろうし、親中派のお歴々でもない。キッシ―と同じで、総理総裁になりたいだけの盆暗どもに、現在の日本を委ねられるわけがなかろう。

 高市新総裁で総選挙を実施する。そこで自民党の中にいるバカを排除し、新たな正統なる保守政治家をつくっていく。高市自民が他の保守党と連携するのもいいだろう。

 とにかく一刻も早く、旧態とした政治体制を壊して、ボケてしまった政治家を覚醒させ、国家のために命がけで働かせる、これを実行しない限り日本の明日は見えない。金にまみれ、地位に恋々とし、家業のように政治を私物化している政治屋ども、反省をしろ。そして、坂の上の雲を見ろよ!その雲を掴むために必死に坂を登ってゆけよ。

 国家のためであるなら、己のことなど軽い軽い。そのことを自覚できないバカは永田町を去れ。