政治家の類型

小沢一郎氏 麻生太郎財務相に「顔を馬鹿にされる側の思いが分からない」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/060618fa58d4f8e8088ec77259129844e8846904

 麻生財務相が、マヌケな質問をする記者に対して「全然頼りねえ顔」と言ったらしい。ネット上をいろいろ探したんだけど、麻生財務相のその発言まで辿り着けなかったので、小沢氏のツイートをベースに書きますね。

 なにしろ麻生財務相が「頼りねえ顔」と言ったことは間違いなく、それに対して小沢氏が「顔を馬鹿にされる側の人間がどんな思いかも、この人物にはわからないのだろう」と疑問を投げかけた。

 ううむ、でもね、麻生氏は総理だったころ、「口が曲がっている」とかさんざん言われていた。だから麻生氏は「顔を馬鹿にされる側」の思いも知っているはずである。

 さらに言えば、麻生氏は顔の美醜について言っているのではなく、「頼りない顔」を指摘しているわけで、田村正和でも「頼りない顔」をする時があるし、出川哲郎だって「頼りになる顔」に見える場合もある。つまり「頼りない顔」というのは、顔の造作・容貌を攻撃しているのではなく、自信のない態度や、勉強不足の知識などを批判した言葉である。

 小沢氏はことさら自分を「顔を馬鹿にされる側」に置いて、麻生氏を責めているが、それほど小沢氏の顔の造作は酷くない。悪人面だがたまにかわいらしい笑顔を見せる時もある。それは麻生氏も同じで、そしてどちらも「頼りない顔」ではない。「凄味のある顔」ですわな。

 だから、言葉尻を捉えて責めるのはいかがなものだろう。同時に、中国共産党の報道官が麻生氏を攻撃する発言をしていたので、連絡を取り合ってやっているのだろうか?と邪推もしたくなるわさ。

「人の痛みがわからず、嘲り笑いながら人を傷つける人間に、政治など、予算配分や徴税など、やらせてよいのだろうか。国民はよくよく刮目しなければならない」

 と、小沢氏は言うが、財務省のリーダーシップを執っていくことと、人の痛みがわからないということは、何の関連もない。冷酷な性格でも、予算編成脳力は抜群に高いし、傍若無人な輩でも、徴税をさせたら天下一品ということもあろう。こんな言い掛かりで人を責めるのもどうかと思いますよ。

 

 こんなニュースもある。

《無免許事故の木下氏が新会派 都民ファースト除名で 都議会》

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070700549&g=pol

 選挙期間中に無免許で交通事故を起こした女が、そのことを公にせず、当選してしまった。都民ファーストの会は女を除名処分にし、辞職勧告もしたが、さすが「無免許運転衝突事故誤魔化し女」は腹が座っている。新会派を立ち上げたんだとさ。その名も「SDGs東京」。

 素晴らしい!ワシャがもっともいかがわしいと思ってやまない「SDGs」を会派名に持ってくるところなんざ、この「無免許運転衝突事故誤魔化し女」、なかなか時勢を見ている。こういう輩にさっさといいように利用されるのが「SDGs」というシロモノなのだ。だいたいこういったいかがわしい連中が、これを使いたがる。

 まさか、まともな組織で、こんないかがわしいアルファベットを組織名にしているところなんぞ、ないとは思うけれど、係や室ならまだしも、課名にして喜んでいるところはないでゲしょうね?

 みごとにこの誤魔化し女、本当のことを話さずに都議会議員に滑り込み、1年で2400万円の報酬を手にすることになる。1期4年で1億円近い金額でっせ。辞職するわけないわさ。