峠は越えた

 この時期は季節の変わり目と、わりと大きなイベント事が重なってしまう。風邪なんか引いている場合ではないんだけれど、思いのほか寒暖の差が体にダメージを与えてくる。水曜日の神奈川出張から鼻の奥に違和感があった。もどって翌日はとくに鼻水くらいだったのが、週末の金曜日になると少し熱が出始め喉の当たりが痛み出した。午後は仕事ができる状態ではなかったので休暇を取得し帰宅。夜は名古屋で「文楽」の公演がある。仕事は休んでも道楽は休んではいけない……と決意をしていたのだが、やっぱりアウトだった。結局、名作「曽根崎心中」は見られなかった。クヤチー!
 明けて土曜日は朝から読書会の準備だった。これはワシャの主催なので寝ているわけにはいかない。午前中の準備から、午後の読書会、夕方からの宴会、深夜の二次会まで。 これが翌日まで尾を引いた。快晴の日曜日8日は完全にダウンした。暑いのか寒いのかも知らずとにかく寝ていた。
 そして昨日である。鼻声が少し残っているけれど、なんとか復活した。午前中に所用を済ませ、かなりハードな事務連絡にも対応して、午後3時過ぎに名古屋へ向かう。「錦秋名古屋顔見世」に顔を出すためである。
 やっぱり歌舞伎はおもしろいなぁ。いろいろ言いたいことがあるけれど、この芸能をなくしてはいけない。なくした時代の日本人は阿呆言われるだろう。
 歌舞伎についてはまた明日にでも。

 寝るのが遅く、起きるのが遅かったのでもう出勤時間になってしまった。行ってきます。