メモ

 夕べのBSフジ「プライムニュース」で元外務省の宮家邦彦氏がおもしろい例えをしていたのでメモしておく。
 現在の国際情勢をアメリカの野球になぞらえた。アメリカ、ロシア、支那中国はメジャーリーグ。日本、イギリス、フランス、ドイツ、インド、オーストラリアはマイナーリーグ3A。その他の国は2A以下という位置づけである。
 メジャー3チームでは1強1弱で支那チームがその中間で力をつけている。3Aでは日本ががんばっているけれど、しょせんマイナーリーグなのである。今後、マイナー同士で補完し合い、メジャーにどう対抗していくのかが命題となる。日本は、インド、オーストラリアあたりとの連携がアジアの安定に重要であろう。

 韓国のデモを見ていると相対的に若い。国柄はともかくとして、本当に若者が怒っている。100万人などという数字もすごい。
 これに対して、ときおり官邸前に集まってくる集団は2〜3万いるだろうか。主催者発表なので眉唾なのだが、空中撮影で大づかみに数えてみると5〜6000人といったところか。それに若者を前面に出してはいるが、皮を一枚剥ぐと全共闘世代の爺さん婆さんばかりである。どこかの放送局では、デモの後に新橋あたりの居酒屋で老人同窓会をやっているのを写していた。