政権交代成る その3

(上から続く)
 一方で、兵庫8区のように外から突然やってきた田中康夫氏を選択する賢明なところもある。ここはコラムニストの勝谷誠彦さんの地元なのだが、勝谷さんの応援も功を奏して当選とあいなった。それにしても夕べの選挙特番で田中さんの選挙活動を流していたが、田中さんに罵詈雑言を浴びせる連中もいて、この国の民度の低さを露呈していた。
 そして小泉チルドレンと言われた時代のあだ花があらかた消えた。上記にも何人か含まれているが、それ以外にも「おとろし」の片山さつき氏、「旅人」の佐藤ゆかり氏、「選挙のときだけ地元入り」の藤野真紀子氏も落選の憂き目を見た。もう政治には懲りたことだろう。それぞれの得意分野でがんばられることを祈っている。 
「おとろし」を下した城内実氏、この4年間はまさにドブ川の底を這いまわっての勝利だった。「おとろし」にWスコアをつけた。この4年間の苦労はきっとこの政治家の財産となるだろう。
 だから進次郎くんにも大きな政治家になってもらいたいのであえて辛苦の道を行ってほしかったのだが、バカ道を歩み出してしまった。返す返す残念だ。
 ちなみに何度も出てくる「おとろし」というのはこれのことです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E3%81%A8%E3%82%8D%E3%81%97