今日も東京

 本日、都内でセミナーがある。今回は、通い慣れた西早稲田ではなく、浜松町界隈での開催だ。場所は増上寺の東、かつては学寮や塔頭がならぶ寺町だったあたり。
 浜松町で降りたことはないが、新橋を拠点にして、その周辺を歩き回っているので、このあたりの地理には明るい。忠臣蔵で有名な浅野内匠頭切腹した田村右京太夫屋敷跡とか、遠山金四郎の屋敷跡があったりする。社寺も江戸期からのものが多く残っていて、散歩していて飽きない。
 定宿が、増上寺の北、御成門にある。そこはマンションを改造した宿泊施設で、格安なので、時折、立ち寄っている。もちろん独りでね(笑)。
 さて、そろそろ上京の準備をしなければならない。今日は、五右衛門とステンカ・ラージンについて書こうと思い、P・アヴリッチ『ロシア民衆反乱史』(彩流社)、『ロシア』(新潮社)、『楼門五三桐』(白水社)などを読み始めた。当たり前なのだが、読んでいるうちに時間となってしまった。「五右衛門とラージン」についてはまた書こうっと。
 さあ、雨がうっとうしいけれど、元気よく行ってきま〜す。

 午後8時、三河へもどる新幹線の中である。
 いやー、今日のセミナーも得るものが大きかった。充実した4時間だった。この収穫は、またいろいろなところで役立てていけると思う。