喉に詰まるモノ、つまりそれは餅

 こんな恐ろしいものを放置しておいていいのかな。仙谷くん。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/110102/crm1101022242008-n1.htm
 東京都内だけで、1日、2日に24人が「餅」を喉に詰まらせて病院に搬送され、その内の6人が死亡した。東京都だけですよ、この数字は。全国でどれだけの人が救急車を呼んだことか……。ワシャは、この1日、2日でこんにゃくゼリーによる死者がでたという話を寡聞にして知らない。このことだけでもどちらが危険なのかご理解いただけるだろう。
 しかし、バカ消費者庁は、餅や飴を棚に上げて、こんにゃくゼリーつぶしに血道を上げている。
 いやいや、消費者庁だけを悪者にしてはいけない。それでは、こんにゃくゼリーだけをいじめる連中と同じになってしまう。消費者庁がこんなことをするのも、
尖閣諸島問題で窮地に立たされている仙谷由人官房長官だが、失地回復のつもりなのか、この重大局面に奇妙な“政治主導”を見せている。9月27日、政府は「こんにゃくゼリーの形と硬さ」の基準を政治主導で決める方針を打ち出した》
からに他ならない。嗚呼、バカが政治をやっている。
 先月の読売新聞の記事でバカに突っ込みたい。
こんにゃく入りゼリーで子供の窒息事故が相次いだ問題で、》
 お〜い、消費者庁〜。元旦、2日と6人もの死者が出ている。これは、「事故が相次いだ」ことにはならないのか。
《防止策を検討してきた消費者庁は22日、形状や弾力性などについて安全性の目安となる指標をまとめた。ゼリーの大きさを直径1センチ以内にするか、逆に子供が一口でのみこめないような大きさにすることなどを求める。》
 お〜い、福島瑞穂〜。こんにゃくゼリーよりもはるかに死亡率の高い餅の形状を見てみろよ。四角だったり丸かったり地方によって形は違うが、少なくとも一口で飲みこめる大きさの餅はない。でも、喉に詰まる。そもそもこんにゃくゼリーだけを槍玉に揚げている政策そのものがバカなんだが、形状を変えたって詰まるものは詰まる。なんでそんな簡単なことがわからないのか。なんでそんなくだらない方針を出すために高い人件費を使っているのか。
《食品の安全確保のため、製品の形状などの指標を国が示すのは初めて。》
 そりゃぁ、初めてでしょうよ。今までそんなバカな指標など恥ずかしくて出せなかったんだから。これほどくだらない行政指標もないでしょう。
《同庁は今後、メーカー側に指標の範囲内で製品を製造するよう要請する方針。》
 百歩ゆずって、こんにゃくゼリー業界に要請するのは良しとしましょう。だったら、餅も指標を示すべきではないのか。視野狭窄瑞穂や野だいこ聖子をはじめモノを知らぬ阿呆議員の圧力がでかいというだけで裁量行政をするんじゃない。

 三が日は怒るのを自粛しておこうと思っていたんですが、ついついニュースに反応してしまいました。今年も怒りまくりの一年になりそうです(笑)。