性悪説の時代

 入国直後の生活保護申請が埼玉県でもあったとさ。
http://news.biglobe.ne.jp/social/729/ym_100804_7294652287.html
 大阪でも埼玉でもとなれば、これはもう確信犯と言わざるをえない。人のいい日本が食い物にされているということだ。
 強かなのは、なにも外国人ばかりではない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000116-mai-soci
 日本人だって、卑しい連中が楽をして金を手にするために「人の死」をもてあそんでいる。
 生活保護にしろ、遺族年金にしろ、もう性善説ではやっていけない時代だということを行政は認識するべきだろう。
こちらの記事では「もてあそぶ」なんてものじゃない。
http://www.j-cast.com/2010/07/30072355.html
ここまでくると「死者の年金に群がる餓鬼」である。ここまで地に落ちるか、日本人。

 昨日のNHKの「クローズアップ現代」が北方領土を取り上げていた。残念ながら、日本が「ムネオハウス」を建てたりして遊んでいる間に、ロシアは着実に実効支配を続けて、森繁久弥が「♪〜はるかクナシリに 白夜はあける〜♪」と唄った国後島白系ロシア人が住む異国に変貌していた。その情景を見て、「嗚呼、北方四島の返還は完璧になくなった」と思った。すでにロシア人が三世代にわたって住み続けているんだ。彼らにとっても択捉、国後、歯舞、色丹は故郷になっている。ここまでくると後は、ロシアがやったように攻め盗るしか方法はあるまい。しかし、そんなことは現在の国際ルールの中でできることではないが、少なくともそのくらいの気概をもって外交交渉にあたったらどうだ。諸外国に甘いことばかり言っていては日本はますます食いものにされるだけじゃないか。
 これも愚かな政治家、愚かな政党を支持し続け、片や国旗、国歌になんら敬意を表さない連中を許す国民性をつくってきた我々日本人のせいだから仕方がない。

 もうそろそろ性善説を止めないか。本音と建前の使い分けを止めないか。日本という国を愛さないものには、びた一文渡さない。もちろん教室にどこぞの国の偉い人の写真が掲げてあるような学校にも支援しない。死人を利用して税金を喰らって生きてきた奴らには、きっちりと償いをさせる。そして国際社会にむけては、火事場泥棒のように他国の領土を盗んだ国の非道な行為を大声で告発する。そういった強かさを政府も国民も持たなければ、弱腰のお人よし国家などあっというまに三流国に成り下がってしまう。
 もうそろそろ性善説を止めないか。