防犯カメラの有効性 その2

(上から続く)
 日本の治安は確実に悪化している。そして警察の能力は個人のプライバシーを叫ぶ声がでかくなった分だけ低下している。おまけに、プライバシーを叫ぶ個人主義者たちは近所付き合いを嫌う。だったらさ、近所のおばさんにずっと監視されているよりも、何の感情もない、誰にも話をしない防犯カメラのほうが安心でしょ。
 投稿者の住む浜松市は仕事にあぶれた低層外国人が多く集まっている。このために治安はけっしてよくない。マンション住民の防犯カメラ設置というのにはそういった背景がある。防犯カメラ1台で、不審者はその監視エリアに入れなくなる。これで安心安全が買えるならやすいものだ。
《日常生活が監視されるのかと考えると胃が痛みます。》
 そりゃ神経症だわさ。医者に行ったほうがいい。
《設置されたら引っ越したいのですが、蓄えも少なく、そうはいきません。》
 最近、増えているんだよね。こういうコミュニティに馴染もうと努力しない連中が。こういう人は穂高連峰の山中にでも隠棲して、お一家族様だけのプライバシーを守ってほしい。穂高連峰ならご近所がいないから、誰にも監視もされないし、そもそも犯罪者が来ないから犯罪にもあわない。でも、夕飯どきに熊や蜂の訪問を受けるかもしれない。たまには熊の夕飯になるかもしれないが、そのくらいは我慢しなくっちゃいけねぇ。近所付き合いってものがあるんだからさ。

駄目押し
 島根県浜田市の女子大生が何者かに拉致され殺害された。アルバイト先のショッピングセンターから学生寮にもどる人気のない山道で犯罪者に狙われたらしい。
 監視カメラに反対する人に問いたい。この山道に監視カメラが点在していたら、それは犯罪の抑止につながらなかっただろうか。少なくとも監視カメラ作動中ということがクズにわかれば、このルートでの犯罪は起きなかっただろうとワシャは思っている。
 真っ暗で監視カメラのないこの道は犯人のプライバシーは守ったかもしれないが、女子大生の命は守れなかった。それでいいのか。