終わった

 昨年末。最終的に仕事を納めたのが29日の午後9時過ぎだった。そして明日から仕事が始まるので、都合5日間の正月休みということになる。
 それにしても年末年始の休みで5日間とはなんとまあ貧弱な休暇であることか。こんなことを言うと馬車馬みたいに働いている勝谷誠彦さんに「喝」を入れられそうだが、盆休みという制度のない会社に勤めているワシャにとっては、唯一のまとまった連続休暇がこの正月休みなのじゃ。にも関わらず光陰は矢の如く過ぎてしまうのね。

 まぁ聞いてくださいよ。30日は自宅の大掃除とパタゴニアで1日が暮れていった。31日は嫁につきあって正月の買出しである。夕方からは、近所に住んでいる親と一緒に年越しをする。明けて1日、年賀状の整理をして返事を書いて、年始の挨拶を受けていたらもう夜ですぜ。2日は朝から新年会の仕込みだ。仕込みが終われば親戚が集まってくるので、本家(ほんや)の長男としては、飲みたくもない酒をあおらなければならない。新年会は夕方まで続き、ワシャは酔いつぶれて座敷で寝てしまったらしい。午後8時にテレビの音で眼を覚ます。頭が痛い。すでに周囲はきれいに片付いている。家族は夕食をとっていたが、ワシャはハーゲンダーツのストロベリー味だけで済ませて、そそくさと寝室に引っ込んだのだった。
 起きれば、今朝になっている。ありゃま!

 明日から仕事である。それも午前中に講演会を1本依頼されている。正月早々雑談をするというわけにもいかないので、その下準備をしなければならない。つまり今日じゅうに講演会用のパワーポイントを作って、話すことのシナリオを固めなくっちゃいけないということですな。それに気の小さいワシャは人前に出ると緊張してしまうので、リハーサルも必要だ。これだけのことを今日じゅうに準備するわけで、ほとんど仕事モードといっていい。
 つまりワシャの正月休みは実質4日しかなくて、それも自分の時間というのはごく僅かしかないじゃないか。
 神様、もう1週間休みをくださ〜い!!!