正月休み終わる

 年末の「荘子塾」で「物と相いさからい相いそこなわば、その行きつくすこと馳するが如くにして……」
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20091228
と教わったばかりだというのに、この正月休みの、なんと早かったことか。駆け足どころかジェット機のように過ぎてしまったよ。
 29日、30日と大阪にいた。戻って大晦日は、書き残した年賀状を書いたり、書庫をしょこしょこに掃除したり、年末最後の買い物に行ったり、止めの本買いを遂げたり……明けて元旦は、「朝まで生テレビ!」で始まり、小三治を聴いて、ラジオ体操をして、そのまま書庫にこもって2010年の計を立てる。午前10時に、雪雲の切れ間からのぞいた初日を拝んで、雑煮を食って、友人、知人の年賀を受けていたらもう夕方だった。2日は、ワシャの家で新年会。午前中はその準備で大童。昼過ぎにはオーストラリア人二人を含む10人ほどが集まって、日本語と英語が飛び交う国際色豊かな飲み会になった。宴会の後、外人がお茶会をやりたいと言い出した。このために急遽、お茶会もすることになった。片つけを終え、ワシャん家に静けさが戻ったのは、すっかり暗くなってからだった。見るべき番組もないけれど、正月の賑やかしでテレビをつけっぱなしにして、居間のソファーに寝転がって本を何冊か読んだ。なんだか、ようやくのんびりした時間を持てたような気がする。テレビは、「笑いの祭典」と題して、芸人たちが別々の組合せでマンザイやコントを披露していた。大して面白くないからまったく気にならない。ほとんどBGMである。ところが、昔のお宝映像で、ロンドンブーツの淳とダウンタウンの浜田の組合せでやったコントは大爆笑だった。久々に苦しいほど笑ってしまったわい。笑門来福、新年早々目出度いこっちゃ。3日午前5時、新聞を取りに庭に出ると西の空の高いところに少し縁の欠けた月が朧になっている。とうとう正月休み最後の日になってしまった。今日もまた忙しい日になりそうだ。