花田家の確執 その1

 相撲ファンとして言いたい。
「つまらないことを大の男がペラペラと人前で話すんじゃない!」
 二子山親方が5月30日に死去して以来、花田勝(元横綱若乃花)、藤田憲子(元二子山親方夫人)と貴乃花親方がもめている。昨日発売の週刊文春にも8ページにわたって貴乃花の愚痴がグチグチと書かれてある。テレビにも何度も登場して同様の不満をぶちまけている。
「私が二子山親方の後継者なんだ。だから喪主は当然私がやるべきだったのに・・・」
「親方の遺体の安置場所についても譲歩し貴乃花部屋に移した。二人で見守ろうと約束したのに親族が入ってきてしまって・・・」
「(母親に対して)通夜の晩に記者会見をするとは言語道断、それも社会勉強が足りないなどと言われたくない・・・」
「お袋と(二子山と)内縁関係にあった女性が人目につくところで抱き合って泣いていた。空恐ろしい・・・」
「兄は(お袋の)不倫騒動の最中にその不倫相手と飲み歩いていた」
「親方の病室で兄が私の妻のことを『クソ景子』と言った」
花田勝は香典を全部持っていくつもりだった」
「お袋は兄についている方が都合いいんだ。兄の相続したものは自分も自由に使えるわけだから・・・」
「先代(初代若乃花)のワガママにどれだけ親父が苦労させられたか・・・」
 貴乃花はバカだったがいい横綱だった。兄弟が横綱だったときもどちらかと言えば貴乃花の方がよかった。それでもね、この一連の発言は駄目だ。
(「花田家の確執 その2」に続く)