嘘つきオババ

 昨日の続きをちょいとだけ。

 また今朝も朝日新聞紙が「大東亜戦争」という表記について問題視する記事を載せていた。でもね、内容はまったくの売国記事となっている。そんな記事を冒頭に持ってくると今日一日の運が悪くなりそうなので、まずはネットにあったまともなニュースを取り上げる。

《「悪意のみの歴史解釈に限界」静岡大の楊海英氏 陸自の「大東亜戦争」表記問題視報道で》

https://news.yahoo.co.jp/articles/c16f3549b832ff3320b28a19d7091e520c93b7ee

 静岡大の楊海英教授の意見が至極真っ当だ。今回の大宮連隊の「大東亜戦争最大の激戦地」の表記にいちゃもんをつけた左巻き連中に対して「一種の言論弾圧だ。国民の生命と財産を守る自衛隊に対し、過去の戦争を持ち出して批判めいて報じるのはやめてほしい」と言っている。

 まさに左巻き朝日新聞のやっていることは悪質な言論弾圧に他ならない。ワシャもそう思う。

 楊先生で浄めたので、ちょいと今日の朝日新聞紙の記事を引きますね。

《一方で、当時の日本がアジア各国を搾取・抑圧した観点から見れば、大東亜戦争とあえて呼ぶことは侵略戦争を正当化しているとも捉えられる。》

 まさにコミンテルン思想、自虐史観に冒された売国主義者の発言ですな。当時、アジアを侵略し略奪していたのは、イギリス、オランダ、アメリカなどの欧米であった。それらの植民地に進行していった日本軍は解放軍だった。だから、東南アジア、インド方面では日本人に対する国民感情が今でもいい。

 そして、「大東亜戦争」は侵略戦争ではなかった。狡猾なヒトラードイツやスターリンソ連と一緒にしないでもらいたい。日本は愚直なまでにまじめに東亜の地域に対してきた。ここでくどく何度も言うが、欧米は植民地に「帝国大学」など作らなかったし、教育施設などまったく整備などしなかった。ところが日本は大学から小学校に至るまで本土並みに建設をし、教育者を送り込んだ。

 おい、左巻きども、これを侵略と言うか、よく考えろ。

 

 さて、本日発売の「文藝春秋」5月号がすごい。朝日新聞の記事下広告にもでかでかと「小池百合子都知事 元側近の爆弾告発」とある。もちろん、「文藝春秋」の最新号は、ワシャのパソコンの横にあって、元都民ファーストの会事務総長の小島敏郎弁護士の記事はすでに読んでいる。

 さらに興味深かったのが、その次の「カイロで共に暮らした友への手紙」という寄稿だった。2020年に出版された『女帝 小池百合子』(文藝春秋)に仮名で登場する女性、エジプトで小池百合子と同居していた方が実名を明かして小池百合子の嘘を暴いている。

 平成29年に出版された有本香さんの『「小池劇場」が日本を滅ぼす』(幻冬舎)で、小池知事のうさん臭さは充分に嗅いでいた。3年後の『女帝 小池百合子』では小池帝ショックで食あたりを起こしそうになった。

 そして今回の「文藝春秋」緊急特集『都知事の「ウラの顔」』で腑に落ちた。やはり、小池都知事は嘘で塗り固められた人生だったのである。これを持ち上げてきたマスコミ、政治関係者、さらに小池利権に群がった亡者どもよ。もう少しまともになれ。日本国民のため、東京都民のために嘘の神輿をいつまで担いでいるつもりか!

 さあて、嘘つきオババが次の手をどう売ってくるのか、これは楽しみだ。東京15区の選挙もどうなりますことやら(笑)。

バカニュース二題

 今朝の朝日新聞朝日新聞はけち臭いのでこっちのほうがいい。

《愛知県知事「腹立ってる」“職業差別発言”静岡・川勝知事10日に辞職願を提出へ》

https://news.yahoo.co.jp/articles/7c90c61567fc35d8e000ebdb48928591e34d8591

 愛知県の大村知事が、辞職願いを提出した川勝知事にボロクソ言っている。

「いかにもリニア新幹線2027年の開業を断念させたと。断念をさせたことが一区切りだと、自分の成果だと受け止められるような発言。この発言は釈然と致しません。違和感を禁じえません。大変残念な発言だと受け止めております」

「我々をたばかったのかと言わざるを得ないのではないかと。だいぶ抑えて申し上げていますけど、もっと腹立ってますけど。もっと腹立ってますけど」

 言うなら、もっと早く言え。相手が辞職表明する前、それこそ何年も批判する時間はあったではないのか。その間、マスコミの前でこれだけの大見得を切ったところを見たことがない。あるいはチンさん、バリバリの親中派だから内心で「支那高速鉄道のほうが早くできれば近平様が喜ぶかも」と思っていたのではないか。

 川勝知事が進退を決してから、「腹立ってますけど」をリフレインしてもしてもさ、後手後手だし、いかにものパフォーマンス臭が抜けない。X上に「この首長売国奴に着き」という投稿があって、川勝知事、沖縄の玉城知事、北海道の鈴木知事と並んで大村チンさんも載っている。東京都知事や埼玉県知事が出ていないのが疑問だが、なにしろこのあたりは五十歩百歩、目糞鼻糞だからね(笑)。

 

 もう一つのニュース。

陸自部隊の「大東亜戦争」投稿を削除 防衛省「誤解を招いた」》

https://www.asahi.com/articles/ASS483QC1S48UTIL01FM.html

陸上自衛隊大宮駐屯地の連隊が、Xの部隊公式アカウントで戦没者追悼式を紹介する投稿に「大東亜戦争」という用語を使った。このことに左翼どもが群がって攻撃をしかけてきた。この狂気に恐れをなした大宮連隊はこの投稿を削除した。その後、「大東亜戦争」を使わない文章に変えて再投稿したんだとさ。

「戦車」を「特車」と言い換えたり、「大佐」「中佐」を「一佐」「二佐」と言い換える言葉遊びにしか過ぎない。そんな共産主義者亜種の言うことなど、聴く耳をもたなくていい。

 いいですか。そもそも先の戦争で、日本の戦場は太平洋だけではない。国際的な視点で考えると、あの時期の日本の戦争は「第二次世界大戦」の中に包含されている。日本と、支那アメリカ、イギリス、オランダとの戦いも含まれる。支那とは広大なユーラシア大陸で戦っている。イギリス、オランダとは東南アジアからインドにかけての範囲で戦争をしている。牟田口廉也が大恥をかいたインパール作戦というのはインドの内陸部ですよ。どこに太平洋の要素があるのか!

 日本は昭和6年の満州事変以降の対支那鎮圧戦から「大東亜戦争」と呼称している。「東亜」って「東アジア」ってことでしょ。そこで起きた大きな長い戦争を「大東亜戦争」と言うのはごく当たり前だよね。

 これについて戦後の左翼学者はこううそぶく。

《「大東亜戦争」という呼称は「大東亜共栄圏」という虚名をかかげてアジアに対する侵略戦争を美化しようとするもの》

 だから、コミンテルンGHQが使用を禁止し、アメリカが使っていた「パシフィックウォー(太平洋戦争)」を使用することになる。

 これってさヨーロッパ全土、北アフリカまで巻き込んで戦われた大欧州戦争を独ソだけに焦点を当てて「欧州東部戦争」と呼称するようなものということになぜ気がつかない。

 大宮連隊のXが問題にされている。

硫黄島(東京都)であった日米合同の戦没者追悼式を伝えたもの。その中で「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島」と記したことが、ネット上などで「日本の侵略戦争を正当化する用語だ」などと議論を呼んでいた。》

 おいおい、戦後80年が過ぎようとしている今日において、「大東亜戦争」が侵略戦争だったかどうかは、まだ議論の決着がついていないことである。いやいやまともな歴史を知っている人間からすると「侵略戦争」ではなかった。

 当時の支那の情況をしっかりと見てみろよ、左巻き毛沢東共産党は日本軍と手を握っていたとも言われるし、大陸での日本人に対する殺人、暴行がどれほど酷かったか。さらに言えば「帝国主義」は当時のトレンドであり、それに日本が乗ったことは問題だが、世界的には、それがもっと苛烈で残虐な方法で行われていた。そのことはきれいさっぱり水に流しているんだね。むしろ当時の文献を読み込めば、欧米からの植民地搾取から、黄色人種を解放しようとする方向性もあった。しかし、戦後、欧米や支那は日本の行った善行をすべて闇に葬って、「悪逆非道な日本」をスターリンアメリカのコミンテルンなどが喧伝した。

「日本は悪い国」「日本人は悪いヤツ」「日本は千年贖罪しろ」「日本の掲げた大東アジア構想など愚の骨頂」

 こんな出鱈目に未だに騙されている左巻きがいるのが恐ろしい。そして左巻きが80年近くやってきた左翼教育を信じ込んでいるデュープスのいかに多いことか。

 まあそのお先棒を担いできたのが朝日新聞紙なんだけどね。それをワシャもオヤジの代から読んでおります。でも洗脳がとけているので、今は毎朝、大爆笑をしながら読んでいるのです。あ~今日もおもしろかった。

「笑点」に新メンバー

笑点新メンバー51歳・立川晴の輔 演芸評論家・吉川潮氏が語る“素顔”「スキャンダルの心配はない」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/d01cad7d77c4cdd8feb525f9ced94f96241d406f

 足が悪くて正座のできない林家木久扇が「笑点」を卒業した。後任には立川志の輔の一番弟子である晴の輔が選ばれた。

 ワシャはけっこう落語を聴いている。今までの笑点メンバーはすべて生の高座を観てきた。司会の昇太は毎年年末の名古屋らくご会で、小遊三、好楽、たい平は地方の市民会館で、一の輔は地元の落語会、宮治は大須演芸場で聴いている。

 残念ながら晴の輔は一度も聴いたことがない。志の輔の弟子では二つ目の「志のぽん」と前座の「志の大」は聴いたことがあるんですけどね。

 ともかく晴の輔、志の輔の弟子である。談志に連なっている。つまり厳しい修行を経て、真打になっているから期待は持てるだろう。

 昨日の初回の「笑点」は、やはり緊張もあってか、あまり踏み出すことはなく大過なくやり過ごした感が強い。直近の2人のメンバーが、春風亭一之輔桂宮治で、彼らがただモノではないので、とてもやり難かろう。この2人に比べれば、誠実が座布団に座っているような晴の輔、今後の活躍に期待したい。

 さて、ここで「笑点」のメンバー構成について考えよう。

 司会の昇太は「春風亭柳昇」一門で、ワシャのよく知っている瀧川鯉昇師匠の弟弟子だ。昇太が「落語芸術協会」の会長であることは有名である。芸協には三遊亭小遊三桂宮治が所属する。

「青雲」の林家たい平は「落語協会」の所属で、春風亭一之輔も同協会の落語家である。今回、卒業した木久扇もこの協会の所属。

 三遊亭好楽は「円楽一門会」で、立川晴の輔は「落語立川流」である。「落語芸術協会」が3、「落語協会」が2、円楽系と談志系で各1と、まあまあバランスの取れた人事となった。

 さあて(笑)、海千山千の笑点メンバーに対して、晴の輔さん、どう太刀打ちしていくんでしょうか。楽しみで

コミュニズム変種

「環境」、「多様性」、「共生」、「LGBT」などのうさん臭さは、皆さん、すでにお気づきですよね。1990年代、ソ連の崩壊後に、行き場を失った共産主義者どもが、カメレオンが生息域に合わせて形態変化をするように、色合いを変えたものが「環境・多様性・共生・LGBT」なんですね。

 

 ワシャはまず仕事の関連で「環境」に携わった。ちょうど太陽光発電がブームになり始めた頃で、凸凹商事も流行に後れまじとばかりに、「環境」の部署を創設して環境事業を手掛けたのであった。そこに防災部門から引っこ抜かれて異動とあいなった。

 内々示を受けたのは1か月くらい前だったかなぁ。人事関係者から「ワルシャワさん、次は環境です」と言われたので、「じゃぁちょいと勉強しておくか」ということで、図書館に行って、家人の貸し出しカードも使って20冊ほどの環境本を借りてきた。で、風呂や酒を飲みながら読んだんですね。20冊ではなんだか自分の中のもやもやが取り切れなかったので、さらに20冊を借りて読んだ。

 その結果、環境本の半数以上が如何わしさの漂うオカルト本のようなものだと思い当たった。簡単な話なんだけど、当初の啓発本、あるいは環境講師という如何わしい連中は大見得を切って「地球温暖化が進むと北極の氷が融ける。実際に過去と比べると減少している。北極の氷がなくなると海の水位が上がって太平洋の島嶼部は水没する」と言っていた。

「え?」って話ですわ。コップの中の氷が融けても水位は上昇しませんよね。そもそも違っていることを言って憚らない。「こいつら嘘つきだなぁ」と思ったものでした。

 その次がSDGsですわ(苦笑)。「持続可能な開発目標」ってやつで、あの多色で彩られたリングのバッチがあるじゃないですか。あれを付けさせられませんでした?

 どこぞのおバカな首長は、市の総合計画を国連の共産主義者によってつくられた「SDGs」を総合計画全体に取り込んで悦に入っていたんでございます。ついでにご丁寧にも企画政策を担当する課名を「SDGs」に変えてしまったんですね。

 国際的共産主義活動にまんまとはめられちまった悲しい例となってしまった。おバカなトップをセンスのないサブが支え、現実を知らない幹部たちが左巻きの流行に飛びついてしまった。出来の悪い自治体の典型例と言っていい。最近、おバカの首長がすっ飛んでいったので、ようやく課名を元に戻したようだが、遅いっちゅーの!

 そして「共生」である。これは今日の話だ。ワシャは午前中、市内の某所で5月に開催するあるイベントの打ち合わせをしていた。昼前には打ち合わせを終えて、時間があったので、市内でも桜の名所といわれている公園に回ってみた。ちょうど今満開で賑わっていましたぞ。桜の小道を子供連れの家族や、老夫婦などが散策をしている。静かな中に屋台の発電機の音が「バババババ」と響いているが、それほど気にならない。神社わきの桜の道は、広さがあるけれど、今日は歩行者が大切なので、ワシャも流星号から降りて、自転車を押しながら歩く。

 そうしたら、神社と道路を挟んで隣接する市民会館のほうから、ワシャの進行方向に若い男が飛び出してきた。笑いながら「▲□◎&@××◆Q■!」と叫びながら。

「危ねえな」と思って、ベルをチリンと鳴らした。そうするとその若造、ワシャのことを睨みやがった。でも、強面のオッサンだったので、すぐに市民会館の楽屋用の駐車場にたむろしている数人の仲間のところに戻っていった。

 奴らは、何語だか解らなかったが、明らかに外人の集団だった。これワシャだからいいようなものの、先を行った家族連れ、老夫婦、あるいは女性が一人だったら、ちょいと恐いシチュエーションだと思う。

 そしてさらに桜の公園の中に足を踏み入れると、外人の多いこと多いこと。そいつらが集団で集まり飲み食いしながら、日本語ではない言語で何かを言い合っている。それがけっこう大きな喧(さえ)ぎに聞こえる。その脇を、ワシャを含めて日本人が遠慮して通っていく。これが多文化共生というやつですな。

 以上、どれをとっても実は共産主義の根底に流れている現状の破壊につながるものとなる。これは気をつけないといけませんぞ。

「LGBT」については、今、アビゲイル・シュライアー『トランスジェンダーになりたい少女たち』(産経新聞出版)を読んでいるところなので、また別の項を立てて話をしたいと思います。

政治の低レベル化

 ワシャは、何が嫌いだといって、議会中に居眠りをする議員ほど嫌いなものはない。

《国会審議中に居眠り、何度もタバコ離席…自民の中野英幸・法務政務官 野党に追及され「大変申し訳ない」》

https://www.tokyo-np.co.jp/article/319545

 国会である。時には深夜にまで及ぶ審議もあって、そんな時には目をつむっている議員がいても「ご苦労様」と労いたい。

 だが、国民が働いている日中の時間帯に国会議員が寝ているんじゃねえぞ。テメエらどんだけの金を税金から貰っていると思っているのか!

 この中野という議員。世襲議員である。父親が衆議院議員を4期務め、すぐにその後は継がなかった。その時、後継として出馬していれば47歳だった。政治家なら若手、将来、大臣も目指せる年齢だ。

 ところが国政には出ず、2年後の県議選に名乗りを上げ初当選、埼玉県議を3期務めてから令和3年の総選挙でようやく国政に出る。現在、1期目で62歳。もちろん1期目だから若手政治家だ(笑)。

 世襲で、親が早くに引退しているにしては遅咲きだね。まぁこのニュースをみれば、遅咲きの遅咲きたる所以がわかるけれど。

 ウィキペディアで「中野英幸」を検索してもらうと、内閣広報室が公表している本人の顔写真を見ることができる。その顔と、ニュースにそえられた本人の写真は、まったく別人ですな。

 この人だけを論(あげつら)おうとは言わないが、政治家の写真の嘘は市議会議員から国会議員に至るまで、ここまで修正を施すか?いったい何十年前の写真を出しているのか?と驚かされることが多い。

 そしてニュースの方の写真をご覧ください。これ、62歳の顔ですか?でっぷりと太り、あごはたるみ、薄くなった髪のびんちょの毛は白く伸びている。目には生気がなくやる気が感じられない。ワシャの周囲の65歳なんぞ、メチャメチャ若くて格好いいぞなもし。

 芸能人のようにオシャレをしろと言っているのではない。でもね、議員というのは人前に出てナンボ、人に見られてナンボの仕事でしょうが。一般の人だって、もう少し身ぎれいにしているぞ。

 こんなのと比べると、パープーでも小ぎれいにしている鮎お嬢ちゃまのほうがいいと、あっちの後援者たちは言うだろう。

 でも、62歳の肥満・喫煙・居眠りオジサンにも後援者がいるから当選しているのも間違いない。

 日本の政治は根本的におかしくなっている。

玄鳥来る

 今日から二十四節気の「清明」になる。「春分」から15日目で、天地すがすがしく、明るい空気に満たされてくる頃。「清浄明潔」の略である。とはいっても、今日は曇天、昨日ならば「清明」に相応しかったんだけどね。

 そうそう、昨日、市内の南西の田んぼの中にある大型スーパーに行った。このところちょいとしたことがあって、そのためでもなかろうが体重が2キロほど減ってしまった。家人からは「元気がない」と言われるが、外に出ればいつもどおりのワルシャワくんなんですけどね(笑)。

 でもね、このところ栄養ドリンク剤を飲むことが多くなって、1箱(12本)を1週間くらいで飲み干してしまった。だから昨日、田んぼの中にあるスーパーにドリンク剤を買いに行ったっちゅ~わけです。

 その時のことである。大きな駐車場には、歩行者用の通路が確保してあって、その上にドーム状の赤・白ストライプのビニールの屋根で覆っている。だから雨天でも濡れずにスーパーまでたどり着ける。晴れてはいたんだけど、いつもの癖でその下を歩いていると、黒いものがヒューイとワシャの目の前をゆっくり横切った。玄鳥(つばめ)だった。

 ビニール屋根を見上げると、ドームの内側を支える細い鉄棒にくっつけて巣を作っている。それが通路の何か所かにあった。確かにここなら風雨から巣を守れる。スーパーのほうも敢えて撤去せずにそのままにしているところなんざ、なかなか粋じゃありませんか。

「燕(つばくろ)のゆるく飛び居る何の意ぞ」

 高浜虚子の句であり、そのままワシャの心境でもあった。「玄鳥来る(つばめきたる)」、清明前日の話である。

 ううむ、燕の初見はドリンク剤よりも効いたかも。