シタール

 今朝の朝日新聞の国際面に「パキスタン伝統楽器 闘うジャズ」の見出しが躍る。中身を読んでみれば、伝統楽器でジャズを奏でるパキスタンの楽団の奮闘記がドキュメンタリーにまとめられ上映が始まったとのこと。
 記事には写真が数葉添えてある。白い民族衣装をきた男性演奏者たち。弦楽器「シタール」、箱型オルガン「ハルモニウム」、竹製の横笛「バーンスリー」がモノクロで並んでいる。

 BSジャパンの番組で「開運なんでも鑑定団 極上お宝サロン」
http://www.bs-j.co.jp/otakara/
というのがやっている。石坂浩二さんがMCをつとめ、コレクターの収集品に関して薀蓄を並べるというもので、むしろ本家よりもこちらのほうがおもしろい。
 そこに1週間くらい前だったか、雅楽師東儀秀樹さんが登場した。彼は、雅楽器のルーツを探っていくなかで、世界の民族音楽器を収集するようになったそうだ。彼のアトリエには何十もの楽器があり、その中に「シタール」もあった。これね。
http://www.tirakita.com/gakki/gakki_sitar.shtml
 パンプキンの胴がかわいい南アジアを代表する弦楽器ですな。
 石坂さんと東儀さんの話がおもしろかったので、棚から『はじめての世界音楽』(音楽之友社)、『世界なるほど楽器百科』(yamaha)、『楽器学入門』(時事通信社)などを引っ張り出してきて、このところ眺めていたんですわ。
 
 そこへもってきて、昨日の日記に書いたタゴールダンスである。おそらくそこでも「シタール」は登場する。ワシャの頭の中の3割くらいは「シタール」が占めている現状ですわ。

 あ、そうそう今書庫に音楽が流れている。シタール奏者の田中峰彦さん
http://sitar.music.coocan.jp/
のCD「ミネラルファンタジー」である。エスニックな音楽で、どうもカレーが食べたくなってきたぞい。