風雲の少しく遊ぶ冬至かな

 詳細は書かないけれど、昨日の名古屋は穏やかな冬景色のなかにあった。風は冷たかったが速足で歩くと上着がいらないほどだ。そんな日和の中、「鉄」をテーマに熱田から金山界隈を散策した。あ〜楽しかった。
 夕方からは、友だちとプチ忘年会、生つくねがとても美味しかったですぞ。

 気がつけば、もう冬至である。タイトルは石田波郷の句。風雲は、風が吹き始める前兆にあらわれる雲、それがわずかに騒ぎ始めた。もうすぐ、風が上がりはじめるのだろうか。冬至の寒さの中にあって、ほのかなあたたかさを感じる句である。