阿久根市の騒動 その1

 先決処分で阿久根の副市長になっていた仙波氏が、先月の17日に首になった。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110118-OYT1T00855.htm
「報復人事だ!」と喚いているようだが、そのとおり、報復人事であり、報復をされて当たり前のことをやってきたのだから仕方ない。
「対話を重んじる市長が問答無用で私を解職し、総務課長も更迭していいのか」と吠えているが、対話をまったくしてこなかった側のナンバー2が言うセリフかいな。
 ここで仙波さんが触れている「総務課長」というのは、群馬県警の裏金問題を告発した元警察官の大河原さんのことである。「更迭」は、予算や選挙を押さえる重責の総務課長から、市民環境課というから、清掃部門の課長の補佐職でしかない参事へ左遷された。
 そりゃそうだわさ。阿久根市程度の自治体であれば総務課長は、市長の直属ブレーンで、阿久根市の重要案件がすべて通過するポジションでもある。そこに竹原派のスパイを据えて置けないでしょう。
(下に続く)