乳母日傘に国政を任せられるか その2

(上から続く)
 もちろん戦争の準備などしなくていいのなら誰もしたくない。そんな予算があるのなら福祉や教育に使いたいに決まっている。でもね、このニュースを見てほしい。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090730/chn0907302146011-n1.htm
 中国広東省のトップ、次世代の指導部入りが濃厚な共産党幹部が、言論の自由を否定してしまった。この幹部の発言は、中国共産党の考え方といっても過言ではないだろう。「言論の封殺」することが正しいと信じている連中が、空母や原子力潜水艦を配備した次世代人民解放軍の支配者となっていくのである。こんな言論封殺国家、一党独裁国家が目と鼻の先にあって、軍事力を肥大化させているのに、なお手を拱いている国があるとすれば、それは異常だ。そんなものは1945年の満州津波のごとく押し寄せてきたロシア兵の前でミス・ユニバース日本代表の宮坂恵美里が、このファッションで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090722-00000028-rps-soci
尻を突き出しているようなものではないか!

 少し品が悪くなってしまったが、それほどバカな行為だということだわさ。嗚呼、この宮坂恵美里のでたらめエロエロ着物をデザインしたバカ二人のこともこき下ろしたいが、本論に戻る。

 アメリカの科学雑誌が、新疆ウイグル自治区で中国が40数回の核爆発実験を行ったために、大量の放射能が発生し数十万のウイグル人が死亡した可能性があるという記事を掲載した。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090730/chn0907301901009-n1.htm
 もちろん中国はこういったことも、情報を封殺してなかったことにしてきた。だから何も知らされなかった夏目雅子は撮影のためにウイグルに入って被爆し短い生涯を散らすことになった(泣)。
 なかった南京大虐殺はあったこととして喧伝し、あったチベットウイグルへの圧政はなかったことにする。一党独裁というシステムはずいぶんと便利な体制だ。
 中国政府は世界ウイグル会議のカーディル議長を貶めるために、誹謗中傷DVDを製作しメディアに配布している。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090730/chn0907301803008-n1.htm
 DVDにはカーディルさんしか知らないような電話の詳細までもが網羅されており、図らずも中国政府が関係者への恒常的な盗聴を実施しているという事実まで暴露するマヌケなことになってしまった。この盗聴なんかも、言論の自由を制限する手段なのだ。21世紀に、まだこんなことをやっている国を本当に信用できますか?河野さん。
(下に続く)