落語に『富九』という噺がある。人はいいが酒癖の悪い浅草の太鼓持ちの久蔵が、旦那の家のある芝の火事に駆けつける。旦那の家は火災からは免れた。ほっとするのも束の間、今度はてめえっちのある浅草で火が起った。「すわっ」ってんで、また走って戻るんだ…
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