比例区で維新が8議席を得た。旧来政党の立憲が7、公明が6、共産が3と比較すると大躍進と言っていい。当選者の内訳はキャスター、タレント、歌手、作家、スポーツ選手と色物ぞろいで、それは参議院という性質上、やむを得ないところもあるんだろう。それにしても松野明美とか中条きよしが政治とか行政が解るのだろうか?中条さん、現在76歳で、1期が終わって82歳ですよ。大丈夫かいな。
ま、とにかく維新の戦略は正しかった。色物構成でも勝てば官軍なのである。
色物は自民党でも使っている。比例の今井絵里子、東京選挙区の生稲晃子などもそうだよね。この2人は普段の言動・行動を見ているとかなり危ない。しかし、色物だけに集票はするのだろう。
色物というか化物というか、千葉選挙区の猪口邦子はある意味で凄い。いたずらで犬に眉毛を描くとあんな顔になるというような眉墨の引き方で、それにシャドーがヘンに強過ぎて、ブスになるために化粧しているとしか思えない。よくバアサンにこの手のくどい化粧が多いが・・・あ、この人もバアサンだったね(苦笑)。この人70歳。自民比例区で当選の山谷えり子さんは71歳だけど、特段に厚化粧していないので普通のオバアサンに見えるので、好感が持てる。年齢を重ねたら普通にしておくのが良い。
年齢はこのお二人よりもぐっと若いが、見た目は老け込んでいる社民党の福島瑞穂党首。党首って言ったって参議院議員は当人だけ。55年体制で自民党と張り合った社会党はついにここまで凋落したか。しかし、色物とはいえよくぞ全得票数の2.37%を得たものだ。またいろんな場面でこのオバアサンの顔を見ないといけないのか(トホホ)。
立憲民主党で有田芳生や白真勲が落選したことは重畳。とくに有田氏は有害だったからね。有権者は正しい選択をした。
最初は色物だったけど見事に脱皮した人もいる。神奈川選挙区の三原じゅん子などその筆頭だ。がんばって蓮舫とやりあっていただきたい。また、色物ではないけれど大阪選挙区で当選した松川るいにも期待している。彼女は理路整然とした議論ができる人なので、次世代のリーダーとしてぜひとも活躍をしていただきたい。
全体に目を移したい。
公明党が衆参合わせて59議席、維新は62議席になっている。維新に国民の21人を加えれば83の改憲勢力が野党にいるわけである。もう、親中公明を与党として組み込んでおく必要がなくなってきていますよね。創価学会票を当て込んだシャブ中毒のような候補者が蔓延すると自民党という保守政党の基盤すら危うくなる。もうそろそろ公明党と縁を切る時期に来ているのではないだろうか。