今朝の朝日新聞国際面に「スウェーデン軍備強化へ転換」という見出しがある。
《軍事非同盟を貫いて19世紀から他国と戦火を交えずにきたスウェーデンが、ロシアの脅威の高まりを受けて、軍備強化へと方針を一変させた。》
徴兵制を復活させ、NATO(北大西洋条約機構)に加盟申請も検討しているという。また、バルト海に浮かぶゴットランド島に軍備の増強を始めた。
スウェーデン王国。人口が880万人というから大阪府と同じくらい。面積は日本の1.2倍、とはいえ緯度的には樺太よりも北方に位置し、国土の北は北極圏の中に入っている。GDPも日本の10分の1程度だから小国と言っていい。
そんな国でもロシアの脅威に国を挙げて対峙しているのだ。ゴットランド島にはそれこそ教会や学校ごとに防空壕が設置されているという。国際社会で生きるということはそういうことなのである。大阪府ほどの国家がロシヤプーチン帝国の動きをみて毅然そして機敏に対応をとっている。
中華思想をかかげる共産党独裁国家が反日で、尖閣諸島を脅かしている。核武装をする北朝鮮が反日で、核搭載可能なミサイルをボコスコ日本めがけて撃っている。慰安婦等のデマを押しつける南朝鮮が反日で、日本の竹島を不法占拠して久しい。スウェーデンが脅威としている北の大国ロシアも含め、以上4か国は日本の隣国なのである。どの国も日本に対する敵意を隠そうとしていない。
東アジアのこんな状況で、「日本は平和だ〜」と思っていられる日本人はアホだ。獣医学部を増やすの増やさないの、芸能人の不倫がどうのこうのと、お気楽なものですな。