友だちのユッキィさんに教えてもらった。
写真家の土門拳さんが「そのひとの気力は眼、生活は顔色、年齢は肩、教養は声に出る」と言ったそうな。
ううむ……ワシャの眼はどろろ〜ん。顔色はどよよ〜ん。肩は薄くなり、声はでかいだけ。
土門さんの言葉を受けて、小池一夫さんが「人を見た目で判断するなともいうが、見た目は心のいちばん外側。見た目で判断するのは間違っていない。美醜の問題ではなく。」とツイートされている。
そうか、どんなに眉目秀麗でも、気力もなく、生活はすさみ、人生に疲れ、周囲から何も学ばなかった人間の顔つきは賤しい。時折、虫のような印象を受ける顔を持つ人に会うことがあるのは、このせいだったのか。
