馬鹿の羅列

 昨日、先輩や友だちと刈谷佐渡裕のツアーコンサートを聴いた。そのことを書きたかったが、もう少し吟味してからにしようっと。

 書くのはこんなニュースが簡単ですぞ。
 おまえが「がん」だ。「がん」というより馬鹿だな。
《山本地方創生相「学芸員はがん」発言撤回し陳謝》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170417-00050027-yom-pol
 こんな馬鹿が地方創生大臣をしているようでは、地方の創生は百年経っても実現しない。陣笠議員の最たるもので、大臣になりたくてなりたくて仕方がなかったうちの一人である。経歴はいい。記憶力で東京大学に入って、その後、大蔵省に入っている。親族にはそれこそ大臣、参議院議員、市長などが顔を並べる。当選7回でようやく地方創生相では、永田町での評価も大したことはない。この程度の議員が日本の政治を牛耳っているのかと思うと暗澹たる気持ちになるわい。

 この学者も本末転倒だ。立命館大学の高橋伸彰という経済学者がツイッターでこんなことを呟いた。
《国民一人、一日100円節約すれば、個人消費は年間で4.6兆円減り、成長率は約1%低下する。そうなれば、安倍の言う「雇用・所得環境の改善が好循環に広がる」というシナリオは崩壊する。死に体の民進党に任せなくても、一人一人が「アベを買わない」運動を展開すれば安倍政権の落日は近い!》
 そうしたら炎上してしまって、あわてて削除してしまった。安倍政権憎しとはいえ経済学者が「日本経済を崩壊させよ」って言っているんですから。なかったことにして頬被りしようとしたんだけど、もうそこいらじゅうに拡散されていて立往生をしているそうな。経済崩壊してはだめでしょ。そんなことすら判らない経済学者とは……。

 弁護士でコメンテーターとしてもご活躍の萩谷麻衣子氏のおかげで、弁護士もただの人なんだなぁ〜と認識ができた。要するに、差しさわりのない、自分の思い込みで発言をする普通の人。弁護士というと天網恢恢疎にして漏らさず、日本の法曹を背負ってくれている立派な人たちと思っていたら、記憶力がいいだけの人だったんだね。とくに萩谷氏、論客とからむととたんにトーンダウンし色あせる。自分より下だと見るとたたみかけるように攻めてくるくせに、自分より鋭い相手には、まったく歯が立たない。抵抗はするのだけれど、悲しいくらい知識が偏在していている。典型的な「強きを助け、弱きをくじく」タイプだな。

 情報がオープンになって、昔はすごい職業だと思っていた人たちが、地上に下りてきたというか、ホントはワシャのような庶民とは一線を画した高みで、社会に尽くしてほしいのだけれど、阿呆ばっかりじゃんという状態。大丈夫かいな。社会的地位の高い人たち。

 こんなんならいくらでも書けるがコンサートの感想は、音楽をもう一度聴いたり、資料をあさったりしないといけないので、短い時間ではちょいと難しい。おっと仕事に行く時間だ。