.危機感をもったほうがいい

《「空自機が妨害弾発射」=宮古沖で接近、日本側に抗議―中国国防省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161210-00000101-jij-pol
《【北京時事】中国国防省は10日夜、沖縄本島宮古島の間の宮古海峡から西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機に対し、日本の航空自衛隊のF15戦闘機2機が接近し、「妨害弾」を発射し中国側の安全を危うくしたと発表した。》
 支那国防省が「何言っていやぁがる」という話なんだが、ことここにいたると何かにつけ支那はいちゃもんをつけてくるだろうし、ないことないこと捏造して「日本から手を出したアルヨ」と主張してくる。
 こんなならず者の体制に対抗するには大きな目を持つしかないだろう。支那の航空機や艦艇がわきそうなところには、きっちりとした監視体制を構築しておくこと。東シナ海を常時観察する衛星を飛ばしておくことだ。もちろんスクランブルをかける自衛隊機にも緯度、経度、高度などを同時記録できるカメラを搭載しておく。空の上で海上で、今、支那軍がなにをしているのかを記録映像を残す。「こんなことをやっていますよ」と全世界に公表すればいい。
 最前線の見える化である。そうすればどちらが手を出したかが明らかになる。このあたりをきっちりとしないとまた何十年もならず者からゆすられたかられることになる。

 昨日は午前中から充実していた。まずは「古典講座」に参加する。今やこれだけが仕事抜きのワシャの人間的な活動かも知れない。ここで「問はず語り」の講義を聴いていると、800年前の世界で遊ぶことができる。後深草院はどこまでも陰湿な男だし、その弟の有明の月はストーカー生臭坊主である。それでもそのはざまで愛の舞をみせる二条ってどうなのよ!という鎌倉期宮廷ドロドロ愛憎劇は楽しいのであった。
 午後、中心市街地にある文化センターでやっている「こどものまちドリームタウン」に顔をだす。文化センター一館まるごとを使って仕事ごっこをさせるのだ。まずは子供市役所に行って身分証明書をつくってもらう。これがないと子供警察にしょっ引かれる。実際にワシャは身分証をつくらずにうろうろしていて、子供警察からにらまれてしまった。スタッフから「視察」名札を渡されて、留置所送りは免れたようである。
 子供たちはというと、身分証明書を発行してもらって、職業安定所に行って仕事を探す。仕事があればドリームという疑似通貨を稼ぐことができる。いわゆる人生ゲームのドル札のようなものですな。ドリームさえあれば、レストランで食事もできるし、飲み物だって買うことができる。ワシャが顔を出した時は600人くらいいただろうか。子供たちが喜々として文化センターの中を走り回っているのを見て、まだまだこの地域は元気だと安心した。

 夕方から某所で、日本の防衛や災害対策についての座談会のようなものがあって、テレビでもお馴染の方から、いろいろなお話を聴く。冒頭の話にもどるが、支那軍は西太平洋に出るために宮古海峡上空を通過する。それに対して航空自衛隊は領空侵犯があってはならないのでスクランブルをかける。この緊張状態が冷戦前よりも多くなっているという。というか現実として中国共産党と日米は冷戦状態に入っていると認識したほうがいい。
朝日新聞を読んでいれば、そんなひりひりした感覚は伝わってこない。一面は《一本取る柔道へ新ルール》である。元柔道部員だったワシャとしては興味深い記事ではあるが、一面に持ってくる話か!
西太平洋に向かう定例の遠洋訓練をしていた中国空軍機に対し、日本の航空自衛隊のF15戦闘機2機が接近し、「妨害弾」を発射し中国側の安全を危うくしたと文句を言っているのである。
ヤクザが人の家の庭先の小路に入ってきた。「なにかご用ですか」と対応に出た家の人に肩をぶつけて「こらぁ誰に突き当たっとんじゃ」と凄んでいる。平成26年27年ともに1000回近いスクランブル発進をしている。その中の7割が支那軍機である。ことしはとっくに1000回は超えているだろう。まったく迷惑な話だ。
というような話も含めて外では聴けないような具体的な話を拝聴したのだった。