朝、西に向いた窓を開けるとひんやりした風が

 日本国を愛するファンとしては一番いい展開になった。
豪栄道が母の前で初優勝、うれし涙 つらい日々に「少し報われました」》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160924-00000091-dal-spo
  汚い力士には辟易としていた。横綱なのに、土俵上でガッツポーズをしたり、土俵を割っている下位力士にダメ押しをしたり、これは白鵬のことね。強いばかりで慎みがないので嫌いだ。また、力士に怪我が多いのもしかたのないところもあるが、それにしても膝、肘に大きく巻いたテープはいただけない。力士の体は、まわし以外なにも付けないほうが綺麗だ。その点、豪栄道は手首と指以外にテーピングはなくすっきりしていた。二敗で豪栄道を追っていた遠藤も余分なテーピングはない。遠藤は怪我をしたときも土俵に上がる前にそれを外してあがったというから、そこは伝統を守ったいさぎよい力士である。
 豪栄道も遠藤もいい力士なのだが、いかんせん不調だった。今場所はカド番大関と幕尻力士で、まったく期待していなかった。
 鶴竜稀勢の里が少しねばって、最終的には日馬富士あたりが13勝くらいで優勝してお仕舞いってところだと予想していた。
 ところが様相が違った。3日目までにワシャが予想していた3人がポロポロと星を落とした。上位陣では、豪栄道だけが白星を重ねて中日に勝ち越し、その後も横綱大関陣が黒星を増やしていくのだが、豪栄道は着実に白星を並べていく。11日目に稀勢の里に勝ったくらいから「もしや」と思いはじめた。その日、1敗で豪栄道にピタリとつけていた日馬富士が2敗目を喫したあたりから「ややや!」と思うようになってきた。
 12、13日目と両横綱に勝って豪栄道の優勝を確信した。もう豪栄道を追っているのは平幕の遠藤だけだった。どちらも日本人力士だし、どちらも体になにもつけない綺麗な力士だから、どっちが優勝してもいいや。
 14日目、遠藤が高安に負ければその時点で豪栄道の優勝が決まる。しかし、ワシャはそうなってほしくなかった。遠藤には勝ってもらって、豪栄道には自分の力で優勝をもぎ取って欲しかったのである。遠藤は勝った。そして優勝は豪栄道と平幕の玉鷲との一番にかかった。
 まあこれは安心して見られましたな。前頭の6枚目に引けを取るようじゃ、今場所優勝したとしても、次につながらない。初場所琴奨菊のようなもので、あだ花にしかならない。
 しかし豪栄道、日本全国の相撲ファンの期待に応えて、玉鷲を一蹴する。圧倒的な価値だった。

 ここからは金魚のフン、蛇足の話。

 かつてあった「SEALDs」という若者の集いが、背後にサヨク系の活動家がいたことはばれている。だからこういった活動に参加するのもしごく当然である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000074-asahi-soci&pos=1
 沖縄で「ヘリパッド建設反対」を叫ぶんですと。どうぞご自由に。でもくれぐれも「猿」だけにはならないように忠告したい。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1897325.html

 なにが「最終的かつ不可逆的」解決なのだろうか。
《独・フライブルク市への慰安婦像設置断念 韓国水原市が発表 日本側が「圧力」と批判》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160921-00000563-san-kr
 韓国の地方自治体が、トンデモ慰安婦像をフライブルクに設置しようとしている。日本は10億円をせびり盗られただけで、相変わらずウリナラの暴走は続く。フライブルクは環境先進市でもあり、日本でも有名なドイツの都市である。ウリナラにやいのやいの言われて、設置することになったが少し冷静になって考えてみれば、そりゃ日本に対して失礼だということに気がついた。そのあたりはさすがドイツ人といえる。
 ところが設置を断られたウリナラにしてみれば、メンツを潰されるのをもっともこだわるから、「像設置撤回に日本側からフライブルク市への圧力があったと批判を始めたそうな。そもそも造れって圧力をかけたのはそっちが先だろう、という話。
フライブルクは景観的にも素晴らしい都市だと思う。売春婦像などをこれ見よがしに建てられなくてよかった。