昨日、三河の幸田町で邦楽祭があった。その中の出演者に義理があって、午前中から川こえ山こえ知人とでかけた。行ってみればなかなか盛況で、地元の邦楽ファンや芸者衆なども来ていて楽しかった。それとは別に、ちょいと仕事がらみの話もあって、そっちのほうは１時間くらい協議していたかなぁ。幸田の施設の見学をしたりもして、けっこう時間を費やした。休みなのに仕事から離れられないんですね（笑）。
邦楽祭である。やはり小唄がよかった。その中でも「吉原」というのがよかった。
「その手で 深みへ はまちどり 通いなれたる 仲之町 送りましょうか 送られましょか せめて あのちょうのかどまでも 火の用心しゃっしゃりましょ 二周りしゃっしゃりましょう」
こんなのをお座敷で、熱燗をひっかけながら聴いてごらんなさいよ。「日本人に生まれてよかったー！」と思うのだった。
