駅前の居酒屋で

 昨日、某所で友だちと一杯。一年前、体調の悪い時に生牡蠣を食したら、見事に牡蠣毒に当たってしまった。3日苦しんで、結果、体重を3キロほど落すことになった。それからずっと、控えて来たのだが、夕べ、本格的なセル牡蠣(宮城県産)に挑戦した。かなりでかいやつですぞ。友だちは豪快にペロリと平らげた。が、ワシャは4回に小分けにして、リスが栗をつつくように食べた。豪快なほうが美味しいに決まっているが、それでも久々の生牡蠣はいけたのだった。
 牡蠣は怠けものの生き物である。いったん着生すると自分で動くことがない。だから筋肉が退化し、内臓ばかりなってしまった。コリコリという食感は筋肉なので、牡蠣にはそれがない。その代りコクがあってうま味も強いわけだ。
 さて、牡蠣毒は6時間で現れる。今朝までなにも起きなかったので、取りあえずホッとしている。そうなると次は焼き牡蠣が食いたくなってきた。