火山

西之島“噴出物の量”戦後2番目 4億トン》
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20151021-00000004-nnn-soci
 大自然の驚異だ。支那中国は南シナ海に人工島を造るのに必死だが、日本では自然にできてしまった。人工島はいくら造成しても、国際社会に認められることはない。ただしイギリスは別かなぁ(笑)。そもそも国際社会っていうのがいかがわしくなっているし……。
 昨日の日記に、突発的に『日本の火山図鑑』(成文堂新光社)を買ったことを書いた。そしたらさっそくこのニュースだった。西之島を調べてみようっと。
 小笠原諸島西之島が現われたのは1973年のことである。その後、40年にわたって波の浸食を受けたため縮小を続けたが、2013年に再び大爆発を起こして火砕丘を形成し、それを中心にして拡大をはじめた。
 まさに「国産み」を見ているようで、日々形状を変えている西之島は神々しさすら感じる。
 それにしても日本中に活火山があるんですね。もちろん昨年牙を剥いた御嶽をはじめとして、厳しい表情を見せる火口部は、ちっぽけな人間などまったく相手にしていない。雲仙岳の火口部の空中写真が見開きに載っているが、この激しさはいかばかりであろうか。この山が1990年に43人もの命を奪っている。
 しかし、である。その火口の向こう側には海沿いには島原市街が広がっているのが見える。これほどに近いのか。日本人というのは太古から、火山と向き合いながら文明を起こしてきたのだなぁ……と思う。
 ワシャはね、なぜか『楽しい調べ学習シリーズ 火山噴火』(PHP)も持っている。小学生向けの本なのだが、バカにしてはいけませんぞ。おそらくこの本を一冊読めば、テレビでもっともらしいことを言っているコメンテーターくらいのことは解説できるようになる。成層火山、楯状火山、火砕丘、ダイク(岩脈)、パホイホイ溶岩、アア溶岩などなど、わかりやすく説明されている。
 子供向けの本というものが、意外に役に立つ。