私のお気に入り

 映画を一所懸命に観ていたのは中学から大学の頃だった。もちろん社会人になっても映画を観つづけたけれど、感受性豊かな時期に観た映画は強く印象に残っている。もっとたくさんの映画を観ておけばよかった。
 映画とともに映画音楽も耳に残っている。タイトルの「私のお気に入り」は「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌
http://www.youtube.com/watch?v=EQzutm7UMt4
 最近ではJR東海のCM音楽としてのほうがメジャーになっているけれど、ワシャの中ではジュリー・アンドリュースの歌声に決まっている。

 昨日、名古屋芸術文化センターホールで「ハリウッド・フェスティバル・オーケストラ」のコンサートがあった。24〜25曲演奏したのだが、やはりラストに持ってきた「風と共に去りぬ」が圧巻だった。曲に併せて、映画そのものが脳裏によみがえった。そして映画を観た当時の若かった自分の周りの風景なんかも浮かんできて、ちょっと感動してしまった。
 黒人ボーカルのビリー・キングが「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を歌い上げた。キング、声量がありかつ透明な声をもつ。思わず聴きほれてしまう。でも、やっぱりこの歌はアンディ・ウイリアムズがしっくりとくる。

 どちらにしても映画って、映画音楽って、ホントにいいものですね。