色あせる前に

 おそらくこの阿呆の処分をきっちとできなければ、兵庫県議会はOUTだろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140704-00050017-yom-soci
 この超ど級の阿呆がトンデモ記者会見をやってくれたことで、矛先が少しずれてヤジ議員たちは胸を撫でおろしていることだろう。でもね、そっちはそっちできっちりやらないと都議会の再生はない。良識ある県議会議員たちよ、中二階などといわれることに甘んじてはいけない。それには「ダンゴ虫」にご退場願って、県民目線の開かれた議会になることを祈っている。
 このことに関して、今朝の「天声人語」を引く。
《身近な代表の集まりのはずなのに住民から遠い。なにをしているのかわからない。》
 ううむ、都道府県議と市町村議を混乱しているところがある。都道府県議はずっと言っているように「中二階」の存在で住民からは見えにくくなっている。けっして「天声珍語」の言うように「身近な代表」ではない。ここは主語を都道府県議としたほうが解かりやすいと思うよ。
《若い世代の清新な議員が次々登場しているとはいえ、一般に議員イメージは芳しくない》
 そりゃぁ芳しくはないわさ。愛知県を見てごらんなさい。40年も滞っている80過ぎのおじいさんが、次の時代を創っていこうというのだから、笑いものだ。
 都議会を調べてみたが、8期が最高で、11期、10期などという途方もない議員はいなかった。兵庫県議会でも8期が2人いるが、それ以上はいない。うふふ、愛知県の際物さが目立つことになってしまった。
 号泣議員やヤジ議員が前面に出ているが、そんなことは些末なことで「中二階」の闇はおそろしく深い。いろいろな角度から検証して、白日の下に出していくことが必要な時代に差し掛かっている。