昨日、汚れた「殲15」から類推し、彼の国の軍隊の質の問題に言及した。これなんかもさほどクオリティは高くないだろう。
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/politics_economics_society/323480/
しかし、彼の国はこういった最新兵器の開発を着々と進めている。バッタ物だろうと無人飛行機の開発技術を持つことは、周辺諸国には大変な脅威となる。
人の質を向上させるのはいささか大変だ。50年や100年はすぐにかかってしまう。しかし機械ものはなんとかなる。例えば、自動車でも前にむかって真っすぐ走るということに関して言えば日本製も中国製も大差ない。あるいは大陸間弾道弾など、アメリカ製も中国製も、飛んで落ちて敵国に与える影響はほとんど同じだろう。
なにが言いたいかというと、人が補わなければならない部分があれば彼我の差はなんとか埋めることができる。それが機械ばっかりになるとその差は小さい。それもその技術を先行して開発されているのである。ゆえにこの無人機開発は脅威と言っていい。
でも相変わらず呑気な左が存在する。今日の朝日新聞「声」の欄である。73歳の方の投稿が載っていた。題は「憲法を変えさせてはならない」である。ご老人は言う。
「GHQ主導で英知の限りを尽くし、練りに練られて起草されたのが不戦憲法だ」
「現代の政治家に、これほど崇高な理念を持つ憲法を起草できるとはとても思えない」
突っ込みどころは満載なのだが、細かいところまで踏み込むと長くなるので止めておきますが(笑)。でもね、すぐ近くに「航空母艦」だの「殲」だの「無人戦闘機」を開発し虎視眈々と他国の侵略を画策する独裁国家が存在している現実は直視してほしい。あるいはその子分の独裁国家もヘロヘロとしか飛ばないが、それでもミサイルをせっせと開発している。
それに対して丸腰で「崇高な憲法に守られているから大丈夫」だと思っていたらそりゃバカでしょう。
エルトン・ジョンが北京のコンサートで、人権問題で発言を続ける芸術家に「この公演を捧げる」と発言した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000039-asahi-musi
艾未未(ガイミミ)氏を寡聞にして知らないが、こういった方が支那中国にまだ存在していることがパンドラの箱の底に残った唯一の希望だと思う。