たまには夜更かしもいいもんだ

 昨日は深夜まで仕事をしてしまった。といっても一杯飲みながら、今週の水曜日にある2時間ほどの講義内容の構成をしていただけですけどね。
 講義のお題は「入社10年目の若手にやる気を起こさせる」てなことで、何を話そうかなぁ……と考えていたら午前2時を回ってしまった。
 でもね、テレビをBGMにして、チビチビカリカリやっていたら、運よく面白い番組に当たった。ラッキー。
「原宿ネストカフェ」である。
http://www.tbs.co.jp/nestcafe/oa/
 実は初めて見た。よく分からないが、上地雄輔が進行役でゲストを呼んで話をするというもの。今回は幻冬舎社長の見城徹さんとモデルの菜々緒さん。見城さんはずいぶん昔から知っている。見城さんの著書も何冊か持っているしね。
 菜々緒さんは、実は最近その存在をしった。ナイナイの番組である。岡村やゲストが志村けんの「ヘンなオジサン」の二代目をあらそうという趣向で、その中に背の高い小顔の女性が混じっていた。それが菜々緒だった。
 見城・菜々緒対談はおもしろかった。見城さんの発言の中に「若手にやる気を起こさせる」メッセージがふんだんに入っている。
「圧倒的な努力は岩をも通す」
「憂鬱でなければ仕事じゃない」
「格好よく知性を身につけろ」
「人の気持ちを推し量れ」
「いい男いい女とは、心が常に振幅している人」
「10代はルックスで通用するが、20代30代……年齢を重ねると存在感の魅力、オーラのようなものを身につけないと厚みがなく、薄っぺらになる」
「心が動いている人、自己嫌悪のある人が魅力的」
「心を動かす、心を振幅させるためには恋愛をするのがいい」
 などなど、名言が次から次にでてくる。これらは講義の中で使えそうだ。ありがたやありがたや。
 それにしても菜々緒は頭がいい。受け答えが的を射ていて、見城さんの話にうまく絡みいい味を出していた。面差しも知的で聡明そうだ。見城さんも菜々緒を絶賛していたが、その気持ちはなんとなく理解できる。
 今朝、菜々緒をネットで検索していて驚いた。いい悪いではない。そういう時代なのかと認識を新たにした。
 菜々緒、整形美人だったんだね。中学か高校の写真もネット上にあるが、現在の菜々緒とは別人である。目も鼻も違う。過去はどうあれ、現在の菜々緒はとてもいいオーラを出すモデルだ。沢尻エリカあたりとは雲泥の差がある。確かに素人のワシャが見ても、この娘は育てようによっては大きく羽ばたくと思う。
 でも、生まれてきたときとはまったく別物になっている。人工美女とでもいうのだろうか。ま、韓国あたりでは整形するのが常識のようになっているから、いいのだけれど、天然ものが好きなワシャにとっては若干複雑なところではある。