尖閣諸島海域波高し

 なんと鬱陶しい隣人であることか。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/people_s_liberation_army/?1348094086
 ついに軍隊を出してきた。ヤツら、一戦をも辞さないつもりだ。日本政府はとことんなめられている。
 次期頭目も、日本の尖閣国有化を「茶番」だと言いおった。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china_communist_party/?1348061233
 シイナの頭目に言われると腹立たしいが、しかし、実際のところ野田政権のやったこの一連の国有化は確かに「茶番」だった。いいところを突いているじゃないかと、思わず感心してしまったわい。

 支那中国は、というか人民解放軍は、他国の領土を奪取するための「戦争」は選択肢の中に入っている。そのための軍備増強を着々と進めてきた。ちょうど日清戦争前の清帝国の海軍が、当時の最新鋭の戦艦の定遠鎮遠を入手して、周辺国の脅威になっていたように。
 ところが戦艦は優秀でも、操舵にあたる清兵が劣等で、結果として極東のちっぽけな新興国豊島沖海戦黄海海戦などで敗北を喫する。
 先の例を見るまでもなく、海上自衛隊の錬度は高い。装備を五分五分としても、局地戦ならば十中八九は勝つ。百中九十八九は勝てる。
 ただし、自衛隊を支える政府や外務省が腑抜けぞろいときては、防人たちは全力で戦えない。政府が責任をもって決断し、外務省は欧米各国に交渉して、手打ちのタイミングを図る。このあたりのロードマップがきっちりと出来上がって、ようやく防人たちは獅子奮迅の戦ができる。
 自衛隊は強い。しかし、日本政府に使われる自衛隊は弱い。

 これはしつけである。欲しいものには何にでも手を出すという盗癖のある子供には、その手をピシャリと叩くことも必要である。いくら支那中国が沸騰しようとも、陸続きではないので、人民解放軍220万が日本に殺到するということはない。主力との陸戦になることはないと考えていい。その上に日米安保条約がある限り、本土に対してミサイル攻撃を仕掛けることもない。
 つまり日支の戦いは海が主たる戦場となる。そうなると人民解放軍海軍26万が当面の敵と想定される。これに対し海上自衛隊の兵力は4万5000人である。兵力では6分の1程度しかない。しかし、人民解放軍の装備は旧式であり、兵の練度も低いので、充分に戦えるという結論が導き出せるわけである。
おっと、出勤の時間が迫ってきた。この続きは明日のココロなのだ〜。