昨夜、私鉄の駅前で小さな同窓会のようなものが開かれた。
ずいぶん昔になるが、ワシャは会社でスキー部をつくった。
元々わが社にはスキー部があったんですよ。入社早々、そこに入れてもらおうと先輩に頼んだ。そうしたら「女の子を連れてきたら入れてやる」と言うではあ〜りませんか。
たまたま頼んだ先輩が嫌なやつだったってわけ。しかし、そんなことを言われておめおめと入れないじゃないですか。こっちも血気盛んな頃だったので、「そんなことをいうなららこっちからお断りだ」と啖呵をきってしまった。
そんならいいもんね、とばかりに仲間を集めて私的なスキー部を勝手にこしらえた。私的と言っても、年末年始のスキー合宿や、バスをチャーターしての３泊３日のスキーツアーなどを企画して女子社員をごっそりと連れて行く。お揃いのＴシャツやヤッケを作り、スキーの指導からジャンプ大会、雪上バーベキュー、連ダコ滑りのパフォーマンスまでやるんだから。それまで会社のスキー部ツアーに行っていたギャル（古！）がこぞって私的スキー部のツアーに参加する。それも会社のスキー部が企画するスキーツアーと偶然同じ日になるものだから、会社のスキー部のツアーは閑古鳥が鳴いたものである。へっへっへ。
その私的スキー部の創設に関わった仲間が何人か集まったというわけ。
久しぶりに顔を合わせる人もいて、それなりに楽しかったのだった。
