快哉快哉、大いに笑おう その2

(上から続く)
 団体のバカはやっぱりバカなんだねぇ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101008-00000092-yom-int
ベスーン元船長は、オーストラリアだかどっかのテレビ取材に対して「高速船は衝突後、えい航可能な状態だったが、(沈没したと発表すれば)『世の同情を買い、テレビ映えする』として、わざと放棄、沈没させるようワトソン代表に指示された」と語ったんんだとさ。やっぱりね。
そう言われて、ワトソンが反論した。
「おれは、そんなこと言ってない」
 バカだねぇ、仲間割れしてやんの。
 シー・トントンだかシー・シェパードだか知らないが、無駄に増えたクジラやイルカのことばっかり心配していないで、中国で虐げられている人民の心配をしたらどうか。
 マリコというシー・シェパードのスポークスマンがいる。彼女は言う。
シー・シェパードは人間を含む動物すべての命を守るためにここ(南氷洋)に来ているんです」
 だったらチベットウイグルの人々を救うために、劉暁波氏を獄中から救出するために、人民解放軍の軍艦にご自慢の「アディ・ギル号」で特攻してみろよ。あっという間に一斉掃射され、海の藻屑になるんだろうなぁ。
 腰抜けの日本政府なら強談判するくせに、自分たちの命が危うい中国政府にはなんのアクションも起こさない。二枚舌の根性なしめ。
 そのことはワトソンもベスーンも重々承知である。スタンドプレーはテレビ映像になればいいだけで、命を賭けてまでやっているわけではない。だから、中国人民よりも太地町のイルカを守っているというわけだ。
 こんな根性のない情けない守銭奴は見たことがない。それが「シー・シェパード」の本質なんだろうね。
こんなカスどもの話はどうでもいい。問題は中国である。中国政という厄介者の話である。
 多分、日本とも、世界の民主主義国家とも仲良くやっていけるのは、劉暁波氏のようなまともな中国人なんだと思う。そして彼の国には、劉暁波氏のような人が数多存在しているが、権力から抑圧されている。このまともな人々を支援するために国際社会は積極的に動かなければいけない。そういった意味から、今回のノーベル賞委員会の判断に快哉を叫びたい。
民主化の方向に舵を切れば、中国はまことに素晴らしい国なのだが……、この巨大な独裁国家はいつ目覚めるのだろう。